近藤真彦と中森明菜の金屏風事件について教えてください

Q.近藤真彦と中森明菜の金屏風事件
について全容を教えてください。

A.まず、近藤真彦と松田聖子の浮気が報じられたのは、
1989年2月にフライデーに掲載されたニューヨークでの密会キス写真でした。

近藤真彦が中森明菜と交際中であることや、
松田聖子が神田正輝と結婚していることから、
大きなスキャンダルとなりました。

しかし、松田聖子は同年6月に記者会見を開き、
近藤真彦とは友人であり、密会やキスなどはなかったと釈明しました。
また、写真はフライデーが仕組んだワナであり、
目の前でカップルが濃厚ラブシーンを展開し、
それを見て耳打ちしていたところを撮られたものだと説明しました。

金屏風事件とは、1989年12月31日に行われた
中森明菜の自殺未遂の謝罪会見において、
当時交際が噂された近藤真彦が同席し背景が
金屏風だったため婚約発表会見ではないかとして会見が始まったが、
結局、近藤が中森との結婚について会見内で否定した事件です。
金屏風会見とも呼ばれます。

中森明菜は同年7月11日夜、
東京・六本木の近藤真彦のマンションで自殺未遂を図りました。
その後、姿を消していたとあって、注目の会見でした。
会見はテレビ朝日が生中継しました。
仕掛けたのは同局元取締役制作局長の皇達也さんでした。

会見では、中森明菜は
「私が仕事をしていく上で一番信頼しなきゃいけない人たちを、
信頼することが出来なくなってしまった」と
自殺未遂の理由を説明しました。

また、「自分が一番信頼できたたった1人の人だったので、
近藤さんの部屋に行ってしまって。
最初に見つけてほしいなと思って」
と近藤真彦との関係を示唆しました。

一方、近藤真彦は
「僕は今までもこれからも明菜さんを応援しています」と
中森明菜の復帰を祝福する言葉を述べましたが、
「結婚については考えていない」と否定しました。

この会見については、
後に「中森明菜は近藤真彦に騙されて婚約会見だと思って出席した」
という説が流れましたが、これは事実ではありません。
皇達也さんは2019年7月に「明菜さんを婚約会見だと
騙して連れ出したと言っている人がいますが、冗談じゃありませんよ。
訴えたいくらいだ」と否定しました。
また、当時の新聞や雑誌も「婚約会見のはずだった」という記述はありませんでした。

金屏風を用意したのはホテル側で、
めでたい席だと判断して気を利かせたものでした。
これが誤解を招く原因となりました。


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