身の回りに空気が読めない
話しかけてくる男はいないだろうか?
・急いでいる時に話しかけてくる
・外に出るためにドアを開けたのに話しかけてくる
・電話でサヨナラを言った後に話を続けられる
・興味が全くない事を伝えてくる
・本人が知らないことを伝えてくる
つまらない話
&
自分が覚えていない話を
わざわざ伝えてくる発達障害
私の父はアスペルガーであるが、
非常にお喋りな性格である。
見たものや聞いた事をスグに話したくなり
”空気を読めず”話し続ける傾向がある。
朝一からマシンガントーク
まずは、朝一である。
会った瞬間から
頭にあることをすべて伝えてくる。
私「おはようございま…
父「あのさー、
夜中ラジオ聞いてたらさー
今、タコが値上がりしてるんだってさー
それでさートランプがさー撃たれてさー
今日は暑くなるらしいぞ!!
それとさー町内会の田中さんにさー
昨日会ってさーそんでさー
こちらの事覚えてないみたいでさー
そんでさー途中でさー
相手は思い出したみたいでさー
そういえば今日のじゅん散歩は
昨日の続きだよな!」
どんどん話が繋がり
めちゃくちゃな文章になる。
しかし父は、頭の中にある情報は
全部言わないとスッキリしないので
最後まで言い通す。
※ここで話を止めたり
興味のないそぶりを見せると
こちらが”悪”となり、キレられる。
単語や映像から
高速連想ゲーム
とにかくお喋りな父は
同じ話を伝えるのが大好きだ。
(本人は同じ話をしていると気付いていない)
脳内には
つまらないエピソードが収まっており
タコがテレビに映ると
→値上がった話
西伊豆が映ると
→西伊豆まで道が不便な話
ポストが映ると
→昔道案内でウソつかれた話
木久蔵が映れば
→会った時に自分のギャグがスルーされた話
などなど、
全ての話がつまらないばかりか
何回も聞いたことがある話だ。
見た映像や、単語によって脳が刺激され
脳内の引き出しにある糞エピソードが引っ張り出される。
特に、我々家族は
誰よりも聞いているので
「あーこれは30回以上聞いた話」
「あーこれは100回以上…」という具合に
ノイローゼになるのである。
なぜ、自分が話した事を覚えていないのだろうか?
帰らせてくれない
相手の状況を読めない
父は、つまらない話を連発し
短気で悪口も多い”嫌な性格”のために
友達はほとんどいない。
(みんなに距離を取られる)
しかしながら、
嫌われているとは思っておらず
むしろ”頼られている”とまで勘違いしているのである。
相手の悪口を言い
自分の地位を高くする性格であるゆえに
とにかくプライドが高い。
「俺の情報は1番スゴイ」とさえ思っていて、
テレビとラジオから聞いた(遅く間違えている情報も)
俺が見つけた!かのように”偉そうに”語るのである。
しかしながら、根本的に
人の話を聞かないというバカのために
仕入れた情報をインプットできない。
例えば、テレビで美味しいラーメン屋情報が流れていても
私に伝える時には…
父「あのさー、有吉の番組で美味しいんだよ!」
私「主語ないよ」
父「とにかくおいしいんだよ」
私「何が美味しいの?」
父「ラーメン」
私「どこの?何系のラーメンなの?」
父「分からない」
私「…..」
このように、自分さえも把握していない話を
家の出口まで追いかけてきて”引き留める”のである。
あなたの周りに
迷惑をかけているアスペルガーはいないだろうか?