1985年（昭和60年）は、
日本や世界で様々な出来事がありました。
以下はその一部です。
1月9日 – 新両国国技館が完成。
相撲の本場所やコンサートなどのイベントに使われる。
1月15日 – 第55代横綱・北の湖が引退を表明。
大鵬に次ぐ24回の幕内最高優勝を達成し、一代年寄「北の湖」を襲名。
1月26日 – 四代目山口組組長・竹中正久と
若頭・中山勝正が襲撃を受ける竹中組長殺害事件が発生。
2名とも翌日に死亡し、暴力団抗争の火種となる。
1月28日 – 犀川スキーバス転落事故が発生。
群馬県沼田市からスキー客を乗せたバスが崖から転落し、
死者29人、重軽傷者32人を出す大惨事となった。
2月6日 – スティーブ・ウォズニアックが米Apple Computerを去る。
同社の共同創業者であり、Apple IやApple IIなどの
パーソナルコンピュータを開発した。
2月20日 – ミノルタが世界初のAF一眼レフカメラ「α-7000」を発売。
オートフォーカス機能を搭載した画期的なカメラであった。
3月11日 – ソ連共産党書記長・チェルネンコが死去。
後任にゴルバチョフが就任し、ペレストロイカや
グラスノスチなどの改革路線を推進する。
3月17日 – **国際科学技術博覧会（つくば’85）**が開催される
（～9月16日）。茨城県つくば市で行われた
科学技術の祭典で、約2,100万人の入場者を集めた。
5月29日 – ヘイゼルの悲劇が発生。
UEFAチャンピオンズカップ決勝会場のヘイゼル・スタジアム
（ベルギー・ブリュッセル）で暴動が起き、観客39人が死亡した。
6月23日 – ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン
の死後150年を記念して、世界各地で同時に交響曲第9番「合唱」が演奏される。
指揮はレナード・バーンスタインで、東西ドイツや
日本などからもオーケストラや合唱団が参加した。
8月12日 – 日本航空123便墜落事故が発生 。
羽田発大阪行きのボーイング747SR型機が群馬県上野村の山中に墜落し、
乗客・乗員520人中4人を除く全員が死亡した。
航空史上最悪の単独機事故である。
9月1日 – 日本テレビが開局30周年を迎える。
同局の看板番組「笑点」も20周年を迎えた。
9月19日 – メキシコシティ地震が発生。
マグニチュード8.1の大地震で、死者約1万人、
負傷者約3万人、被災者約50万人を出した。
10月7日 – イタリア号沈没事故が発生。
エジプト・アレクサンドリア沖でイタリアの豪華客船イタリア号が沈没し、
死者470人、行方不明者600人以上を出した。
11月19日 – 米ソ首脳会談が開催される（～11月21日）。
米国のレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が
スイス・ジュネーブで会談し、冷戦の緩和に向けて話し合った。
11月20日 – マイクロソフトがWindows 1.0を発売。
グラフィカルユーザーインターフェース（GUI）
を採用したオペレーティングシステム（OS）であった。
12月1日 – 第16回参議院議員通常選挙が行われる。
自由民主党は過半数割れし、社会党や公明党など野党が躍進した。
以上は1985年の主なニュースです。