玉川上水沿いを歩いたらガストばかりだった 後半

前回は、源流周辺を紹介して終わったが、
今回は源流から三鷹駅までの約20キロの散歩を紹介する。

拝島駅前

拝島駅付近の日光橋付近から、玉川用水の眺め。
この横には、丁寧に羽村~新宿までの橋の名称が貼り出されていた。
画像は大きいので興味のある方だけクリックして下さい。
(別タブで開きます)

残堀川トリック

武蔵砂川駅付近の、玉川上水残堀川が交わる部分では、
不思議な光景を見る事ができた。

普通に合流しているのかと思われたが、
↓実際の残堀川は水がほとんど無い。

反対に玉川上水は大量の水である。

!一時的に水が消えてしまう現象!

付近の看板を読むと、なるほど!
”玉川上水は残堀川の下を通過している”との記載がある。

現に玉川上水が消える手前では、
水が勢いよく地下に吸い込まれていた。

!玉川上水と残堀川は交わらない!

玉川上水駅

玉川上水付近になると、
川沿いの道が美しい散歩道となり
散歩する人が極端に増えてくる。

特に、紅葉の季節は虫が減り
散歩にはピッタリのコースになる。

小平監視所

玉川上水駅から300m程進むと、
小平監視所が現れ、川のゴミを取り除く作業をしていた。

長方形のプール状の沈砂池という場所では
砂を沈殿させて水を綺麗にしてくれる装置だ。

綺麗にした後は、玉川上水に戻る他に、
小平分水砂川線(東村山浄水場へ)と地下で分岐している。

玉川上水に触れる

小平監視所から100m先には上水小橋という
玉川上水に触れるゾーンがある。
人が落ちないよう配慮されている。

無料の足湯施設

更にそこから500m程進むと、
水筒を持った高齢者がどんどん増えてくる。

どうやら、こもれびの足湯が目的のようだ。
(お風呂は無い足湯のみ)

なんと、この足湯は無料施設でボランティアにより運営されている。
付近には、ごみ焼却炉があり
その余熱を利用し足湯が温められている。

タオルも販売されているが、
持参するのが基本のようだ。

営業時間
3月から9月:午前9時30分から午後4時30分
10月から2月:午前9時30分から午後4時

足湯は、以前(高田純次)じゅん散歩で
紹介されていたので気になっていたが、
座る場所もないくらいの人気っぷりには驚いた。

園内を上空から見ると、
このように足湯は設置されていて、
高齢者は全員熱いゾーンに集まる事になる。

開店して間も無いにも関わらず、
両方の激熱ゾーンは大人気であった。
少し足を入れてみたが、
まだ感覚が敏感な我々には厳しい熱さだった。
(42度以上あると思われる)

熱すぎて若者に向いていない

募金システム

こもれびの湯は募金システムが採用されていて
100円募金という小箱が設置されている。
(平成29年度は135.601円募金)

しかしながら、我々が帰るまでに募金した人は皆無だった。
毎日来ている人は、何度も募金はしないのだろう。

帰りに200円募金をすると、
竹トンボと手作りのどんぐりストラップを頂いた。

どんぐりストラップは、
丁寧にニスでコーティングしてあり
なかなかの力作だ。

募金したはいいが、
人件費で赤字ではないか・・・?
と心配してしまうのは私だけではないはず。

新堀用水を発見

玉川用水駅~三鷹駅までの道(景色)は、
ほとんど同じであり、あまり変化は無い。

肝心な玉川上水も深くて見えず
川マニアの子供も少し退屈のようだ。

しかしながら、途中から新堀用水が現れ、
しばらくは川の間を歩く事になる。

玉川上水

玉川上水はジャングルのような雰囲気で
根が見え、底が深すぎて水が見えない。
川面を見るには、橋の度に覗き込まなければならない。

新堀用水

一方の新堀用水は変化に富み
いつの間にか、子供の興味は新堀用水に傾いていた。

現在は水が全く流れていないが、なかなか面白い。

定期的にバリバリと空を飛ぶヘリコプター。
付近には自衛隊があるからか。。。
住んでいる人は大変そうだ。

ガストばっかりなのだが・・・

ランチを食べようと思ったが、
川沿いには食べる箇所が少ない。。

ハンバーグは昨日作ったのだが

この付近には、マクドナルドとハンバーグ屋、ガストの選択肢しかない。。

!ハンバーグ以外はないのかw!

ちなみに付近のガストはこんなにあった。

おそらく、過去のすかいらーくがガストになったと思うが、多すぎではないだろうか?

少し横に逸れれば選択肢はあるが、
子供の疲労も考えてできるだけ川沿いで済ませたい。

結局ガストへ・・・

超満員でなかなか大変だった。。。

飽きてくる

子供は同じ景色に飽きてくる。

玉川上水の様子が良く見えないだけではなく、
歩く道にも変化が無い。

切り株を見つけたり

巣を見つけたりなどで
別の楽しみを探し出す。

新堀用水玉川上水の上を走る
西武多摩湖線は、なかなか素敵なポイントだ。

境橋(さかいはし)から見下ろすと
レアな銀色の鯉が泳いでいた。

マナーが良い住民たち

禁止地帯で自転車を乗る
ルール違反者はどこにでも存在するが、

ベルを無駄に鳴らす人間がいないのは素晴らしいと感じた。
普段私が住んでいる場所は、1日20回鳴らされる場所であるため、
今回歩いた区間のイメージはとても良かった!

また、犬の糞についても
中野区や杉並区とは違い、全然落ちていなかった事にも驚いた。

立川市、小平市、武蔵野市のマナーは素晴らしい

三鷹で終了

三鷹手前の、東京都水道局東村山浄水管理事務所境浄水場付近になると、
玉川上水はコンクリート化され都会を感じてくる。

三鷹駅手前で川幅が細くなり・・・

三鷹駅の裏までくると、
あの綺麗だった水が随分と汚くなっていた。

子供の玉川上水は冷めたようで
今後、三鷹より先に進む事はなさそうだ。。

おしまい。

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