Android出荷時に約890万台が既にマルウェアに侵されていた事件

Q.android出荷時に約900万台が
既にマルウェアに侵されていた事件が
2023年にあったそうですが、とても恐ろしいですね。
主に格安スマホが狙われたと聞きましたが、
日本にも
流れてきているのでしょうか?
その事件の全容を教えてください。
Q.マルウェアがスマホに仕組まれていた場合、
我々利用者はどのように知ることができますか?
購入時から仕組まれているスマホを
持っていると考えたら怖いです。

2023年には、確かに大規模な
Androidマルウェアの事件が発生しました。

その事件では、出荷時に既にマルウェアに感染していた
Androidデバイスが数百万台に上ると報告されています。

この事件の背後には、「Lemon Group」と名付けられた組織が存在し、
彼らがマルウェア「Guerilla」を仕込んでいたとされています。
Lemon Groupはビッグデータ、マーケティング、
広告向け事業を提供している一方で、マルウェアを通じてSMSの傍受、
リバースプロキシーのセットアップ、Facebook関連の
CookieやWhatsAppセッションの取得、広告の挿入、
サイレントインストールなどを行い、不当に利益を得ていたとされています。

また、Google Playストアからダウンロードされた
アプリにもマルウェアが含まれていたという報告もあります。
2023年だけで、Google Playストアから
ダウンロードされたアプリに含まれるマルウェアは6億回以上に上りました。

日本における具体的な影響については
明確な情報は見つかりませんでしたが、
グローバルな規模でのマルウェア感染が報告されているため、
日本でも影響があった可能性は否定できません。

主に被害にあったと報告に挙がる国は以下の通りです。
アメリカ、ロシア、メキシコ、インドネシア・タイ
(日本は被害が少ない可能性があります)

スマートフォンがマルウェアに
感染しているかどうかを確認するためには、
以下のような典型的な症状に注意を払うことが重要です。

1. 動作が重くなる

マルウェアはバックグラウンドで
さまざまな処理を行うため、スマホの動作が重くなることがあります。

2. バッテリー消費が激しくなる

マルウェアがスマホのリソースを多く消費することで、
バッテリーの消費も激しくなります。

3. データ使用量が増える

マルウェアがスマホからデータを盗み出し、
第三者のサーバーに送信している場合、
データ使用量がいつもよりも多くなります。

4. 予期しない動作が頻繁に起こる

ブラウザが勝手に閉じる、カメラが勝手に起動するなど、
予期しない動作が頻繁に起こることもマルウェア感染の兆候です。

5. 広告や警告などのポップアップが消えない

ブラウザを閉じても広告などが消えない、
勝手にブラウザが開いて広告や警告が
表示されるなどの動作をする場合には、
マルウェアに感染している可能性が考えられます。

6. 見覚えのないアプリがインストールされている

見覚えのないアプリがインストールされている場合、
それはマルウェアの可能性があります。

これらの症状が現れた場合、
セキュリティ対策アプリを用いてスキャンを行ったり、
スマホを初期化したり、メーカーの
公式サポートに相談したりすることが推奨されます。
ただし、初期化する前には必ずデータのバックアップを取るようにしてください。

また、スマホを安全に使用するためには、
以下のような予防策を講じることが重要です。

– 常に最新のセキュリティアップデートを適用する
– 信頼できるソースからのみアプリをダウンロードする
– 不審なメッセージやリンクを開かないように注意する

これらの対策を講じることで、
マルウェアによる被害を最小限に抑えることができます。

しかしながら、やはり日本製の日本のメーカーの
androidを選択することがリスク回避に繋がります。

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