白子川は東京都練馬区東大泉から
板橋区三園まで続く、約10kmの一級河川。
10kmと程よい距離であり、散歩には丁度良さそうだ。
これまでの経験上、坂を下る方が楽と知り
今回も上流からのルートで進む事になった。
白子川の上流端は、保谷駅から600m程の位置にある。
白子川上流端到着!
グーグルでは上流端に”赤いポスター”があったが、現在は剥がされていた。
※出典:グーグルストリートビュー(2018.5月までは存在した)
水源は区立大泉井頭(いがしら)公園
上流端こそ水はなかったが、
すぐ目の前の大泉井頭公園から川が始まっていた。
上には公園、下には池と素敵な作りだ。
公園の解説には、白子川の水源と書かれていた。
白子川源流 水辺の会
公園内にある井頭橋には、
白子川源流通信という会報が置かれている。
会報は既に45冊目を迎えていて、
その内容は、
・白子川の掃除
・白子川源流祭り
・稚アユの放流
・湧き水のしくみ
など多岐にわたり、川を大切にする気持ちが伝わってくる。
はじめは快適
今回のルートは、前半部分はコンビニが多く
川沿いをほとんど歩く事が出来て快適であった。
川沿いに怪しい自動販売機があった。
どうやらこれで現役らしい。
奥にはさらにもう一台!
面白い。
小泉牧場
牧場の香りを察し横を見ると牛が見えた♪
ここの濃厚アイスクリームは人気商品で、
練馬区の牧場は1軒のみで社会科見学に利用される事もあるそうだ。
(牛乳は法律の縛りがあるようで売る事が出来ないらしい(TT)
道の反対側でアイスが買えるのだけどこれがまた美味しい。
大泉インターは通り抜けできない
大泉インターに差しかかると
川沿いを歩く事ができなくなる。
左から迂回するのがベストだ。
極楽湯
和光市に入ると、再度迂回ゾーンが増え
川を見ながらの散歩が出来なくなる。
笹目通り沿いに極楽湯と安楽亭が現れ
安楽亭→極楽湯という贅沢休憩をすることになった。
入口には温かい温泉が溢れている。
因みに効能は以下の通り。
実際入ってみると黒湯で、疲れが取れる優秀な湯だった。
都心のスパの場合は、マッサージチェアは置いていないが
少し郊外になるとマッサージチェアがあるのは嬉しい。
(1回400円)最新式のマシンで完全に癒されてしまった。
値段がまるで違う
何より都心から離れると
温泉の料金は半額近くになるからありがたい。
普段は1600~2700円支払っている側からすれば
土日料金で1000円とは申し訳ないくらいだ。
散歩途中に風呂に入ると無気力になると思われたが、
実際は疲れが取れ、後半歩く意欲が湧いてきた。
!散歩の途中には温泉を挟むべき!
後半のイベント
白子川自体は特筆する事はなかったが、
子供は川の脇から流れ込む水に興味を持った。
水の流れを追って・・・
坂を登ると。。
なんと湧き水を発見!
小鳥家湧水
この辺り(※白子宿の周辺)は、昔から湧水が豊富だった。
この坂道自体に水が流れていたというのだからかなりの量だったはずだ。
※白子宿
お江戸日本橋から川越まで、川越街道の宿場として栄えた。
ラストスパート
排水の穴がキッカケになっているのかわからないが、
前方後円墳のような形の雑草が目立ってくる。
ラスト1キロは壁に阻まれ(川が見えない)
子供は退屈していたが、最後は新河岸川との合流地点を見る事ができた。
白子川自体は10キロであったが、
迂回が多く、合計15キロは歩いたのではなかろうか?
想像以上に歩数計は進んでいた。