家族に無関心ASD カサンドラがインフルになったら自力で頑張るしかない

ASD家族の現実
支え合いのない日常と
カサンドラの孤独な戦い

ASD(自閉スペクトラム症)を持つ家族との生活は、
多くの人々が想像する「家族の絆」とは大きく異なります

私自身、家族にASDが3人いる環境で長年暮らしてきましたが、
そこには「興味の欠如」という壁が常に存在します。

この記事では、
ASD家族の独特な関係性、
カサンドラ症候群の影響、
そして私が学んだ対処法について詳しくお話しします。

ASDが家族生活に与える影響

ASDは、脳の発達障害の一つで、
社会的コミュニケーションの難しさや、
興味の偏り、感覚過敏などが特徴です。

WHOによると、
世界人口の約数%がASDを持つと
推定されており、日本でも増加傾向にあります。

ASDの人は、他人への共感が薄く
自分のルーチンや興味事に集中しやすいため、家族関係が希薄になりがちです

家族でも無関心、自分の趣味優先

私の家庭では、ASDの3人が互いに、
そして私に対してほとんど興味を示しません。

例えば、一人が風邪を引いたり、
腰痛を訴えたり、手術が必要になったりしても無反応。

時には「強メンタル」と称賛されることもありますが、大きな間違いです。
これは単に「マイペース」で「興味がない」だけなのです

カサンドラ症候群
(ASDのパートナーや家族が感じる精神的・感情的な疲弊)
を抱える私から見れば、これは「無関心」の表れに他なりません。

家族のイメージといえば、助け合い、信頼、仲間意識ですよね。
しかし、ASD家族ではそれが成り立ちません。
同じ屋根の下で暮らしていても、
感情的なつながりが薄く、まるでルームシェアのような関係性。

ASDの人は、
他者の感情を読み取るのが苦手なので、
家族の不調に気づきにくいのです

研究によると、ASDの人は
「理論的思考」は優れているものの、
「感情的共感」が不足しやすいとされています
これが、家族内の支え合いを阻害する大きな要因です。

カサンドラ症候群のリアル

私が経験した孤独とストレスカサンドラ症候群は、
ギリシャ神話のカサンドラ
(予言は当たるが信じてもらえない女性)に由来します。

ASDの家族やパートナーとして、
相手の無関心に苦しみ、孤立感を募らせる状態を指します。

私自身、この症候群の
典型的な症状を30年以上経験してきました。

体調が崩れた時、誰にも頼れず
自力で解決しなければならない現実が、精神的に追い詰めます

花粉症で免疫が落ち
インフルエンザに感染してしまった

具体的な例を挙げましょう。
私がASDの家族の不調に気づいた場合、
すぐに薬を買ったり、フルーツを準備したり、病院の手配をしたりします。

一方、私が体調を崩した時はどうでしょう?
「フーン」といった無関心な反応が返ってくるだけ。
必要なものを尋ねる声かけすらありません。

結果、這いつくばってでも自分で用意するしかなく、
免疫力自己管理力が自然と鍛えられます

家族に関心が無いASD カサンドラがインフルになったら自力で頑張るしかない

このような状況が続くと、
カサンドラは次のような変化を起こします。

早めの備えの習慣化
体調不良を予測して、薬や食料をストック。
ASDに頼らない自立心が養われます。

助けを求めないメンタル
期待を捨て、誰も信用しない「強い心」が作られます。
これは一見ポジティブですが、長期的に孤独感を増大させます。

自己免疫の重視
病気を自力で治す術を学び、
予防医学に詳しくなる人も多いです。
近年は筋トレをはじめ孤独な老後に備えています。

北斗の拳のレイが白髪になった時のように部屋で閉じこもるのがカサンドラの治療法。ラオウに「秘孔・新血愁」を突かトキがさらなる延命処置として激痛を伴う「心霊台」を突いた北斗の拳のレイが白髪になった時のように
部屋で閉じこもるのがカサンドラの治療法。
とにかく自力で我慢!ウイルスに勝つ!

精神科医の専門家によると、
カサンドラ症候群はうつ病や不安障害を引き起こすリスクが高く、
早期のカウンセリングが推奨されます。

私も当初は苛立ちを感じていましたが、
時間を経て「これはASDの特性で、悪意ではない」と理解するようになりました。
それでも、家族の支え合いが「普通」ではない現実は変わりません

私も、家族の支え合いを期待した時期はありました。
でも、現実は変わりません。

1人で生きよう!頑張ろう!負けてたまるか!

ASDの特性は
努力で簡単に変えられるものではなく、
共感や感情共有を求めるのは非現実的

結果、家族像は崩壊し、
ただの「生きるための空間」になります。
支え合うどころか、一人で戦うしかない日常。

免疫がつき、自力で治す術を身につけても、心の空洞は埋まりません。
この記事は、共存の方法や希望を語るものではありません。
ASD家族のリアルな姿を、ありのままに伝えるだけです。

あなたが同じように孤独を抱え、
誰にもわかってもらえない苦しみを味わっているなら、
一人じゃないということだけ、知ってほしい
同じ気持ちの人に、この現実が届きますように。

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