【大阪・関西万博】パスポートの人を何回もカウントしてね?2820万人来場

大阪・関西万博2025、2820万人来場で184日間閉幕

Q.来場人数水増しについて質問です。
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大阪・関西万博2025は10月13日、
夢洲(ゆめしま)で184日間の会期を終え閉幕した。
158カ国・地域と9つの国際機関が参加し、
一般来場者数は約2820万人に達して2005年の愛知万博を上回った。
マスコットミャクミャクの人気が爆発し、
来場者の93%が満足を表明する一方、
建設費高騰やパビリオン未完成への批判もあった。
経済効果約2兆円が見込まれ、未来社会への橋渡しを宣言した。
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というニュースがありますが、
今回はパスポートがあるので同じ人が複数回来ている筈ですよね?
完全に水増しですよね?というか
来場者=同じ人でもOKなのですか?
このルールを知りたいです。
また、”本当”は重複無しで何人来たのか教えてください。

来場者数のカウントの疑問

大阪・関西万博2025の来場者数2820万人という数字は、
確かにニュースで報じられている通り、
会期184日間の総入場者数(延べ人数)を指しています。

このカウント方法について、
公式ルールや関連情報を基に説明します。

来場者数のカウントルール延べ人数(総入場回数)ベース

万博の来場者数は、1日ごとの入場者を
単純に合計した「総来場者数」で集計されます

つまり、同じ人が複数回来場した場合、
各回の入場がすべてカウントされます。

ユニークな個人数(重複を除いた実人数)ではなく、
入場回数そのものが指標となります。
これは、過去の万博(例: 2005年愛知万博の2222万人)
でも標準的な方法で、経済効果や目標達成の評価に用いられています。

当然、関係者は除外

公式発表の2820万人は、主に一般来場者数を指し、
AD証(関係者入場証)によるスタッフや関係者
の入場は別途集計・除外される場合が多いです。

目標値2820万人は、
この一般来場者ベースで設定されています。

水増しではない理由

複数回来場は想定内です。
チケット販売数は約2200万~2400万枚程度と推計され、
1人複数枚購入や当日再入場が可能なため、
重複が発生しますが、これを「水増し」と見なさず、
総入場者数として公表するのがイベントの慣例です。

実人数を正確に把握するのは難しく
(例: 同じ人が毎回違う同行者と来場する場合)、
集計の観点から延べ人数が採用されます。

パスポートシステムと再入場についてパスポートとは

ここでいう「パスポート」は、
公式の「EXPO 2025 パスポート」
(スタンプラリー用の冊子)を指していると思われますが、
入場自体は別途の入場チケット(電子チケットやQRコード)で行われます。
このチケットが「パスポート」のような役割を果たし、当日中の再入場を可能にしています。

再入場ルール

当日中(入場した日のうち)であれば、再入場可能です。
次日以降は不可。

手続き

退場時に入退場ゲートの「多目的レーン」
でスタッフに申し出、再入場スタンプ(手の甲など)を押してもらいます。
次に再入場する際は、このスタンプと有効なチケット/QRコードを提示。

注意点

喫煙所や周辺施設利用時の退場で利用可能ですが、
混雑時は手続きに時間がかかる場合あり(10~20分程度の目安)。

これにより、
同じ人1日複数回来場
(例: 午前と午後)したり、休憩で
一旦退出したりするケースが発生し、

延べ人数に反映されます。

このルールは、公式FAQや来場ガイドで明記されており、
複数回来場を促進する設計です。

重複しないガチの入場数の数は?

大阪・関西万博2025のユニーク来場者数
(重複を除いた実人数)の公式発表はありませんが、
チケット販売数を基にした大まかな推計を試みます。

チケット販売枚数

約2207万枚(招待事業含む)
ただし、未使用の「死にチケット」が約140万枚あり、
実使用は約2067万枚程度と推定されます。

推計方法

ユニーク来場者数 ≈ 実使用チケット枚数 ÷ 平均購入枚数/人

平均購入枚数/人の仮定

1.2枚/人(家族・グループ購入や
複数日チケットを考慮。過去万博の傾向から控えめな値)。

計算結果

2067万枚 ÷ 1.2 ≈ 約1723万人

これは、重複入場(当日再入場や複数日訪問)
を差し引いた実質的なユニーク人数の目安。
平均1.1枚なら約1879万人、1.3枚なら約1590万人と変動します。
総延べ2530万人のうち、約800万回分が重複分(リピート率約32%)に相当します。

この推計はチケットベースなので、
無料招待や当日券の影響を完全に反映していませんが、
近隣住民の複数回訪問が多い国内中心のイベント特性を考慮したものです。

現時点ではこれが一番現実的な数字です。

\水増しのようなカウントはルール上問題なし/