アスペルガー父は黙ってテレビを見る事が出来ない。
映るものに反応し(話さなくても良い)
くだらない話をはじめてしまうタイプである。
その話の全てが不要でありつまらない。
不快にさせるだけでなく、テレビの内容も聞こえなくなる。
テレビを遮る
テレビなんて見ちゃいない
とにかく話をしたい
テレビ「御嶽山駅にやってまいりました。
ここはですね~」
※頭の中で単語から反応して
自分が知っている情報を瞬時に導き出し
つまらない話でも話さずにはいられなくなる
父「御嶽山はさー、
むかし噴火して
誰かが死んだんだよ!」
母「は?いつの話よ!(情報すくな)」
私「は?」
(何で今話すの?曖昧で知らない人が
死んだ話なんて関係なくない?なんで話す必要があるの?)
※とにかく思ったことを言わずにはいられない
空気が読めないアスペルガー。
家族でテレビを見ていると、
常に”言わなくてよいくだらない事”を話すので
テレビの音が聞こえなくなりとても不愉快になる。
↓
テレビでは素人のインタビューが映った。
父「これさー!芸能人に似てるな
誰だっけなー誰だっけなー
似てるなー凄い似てるんだー」
母「へーそうなんだ(知らないなら言わないでよ)」
私「ふーん(あーうざい)」
↓
旅番組で博多駅周辺が映された。
すると、40年前の記憶がよみがえり
父「博多は何もない町なんだよ」などと話し出す。
実際に新しい施設を紹介されても
父「あそこは何も無いんだー」など
自分の記憶を優先する。
※行ったことがある町が映れば必ず話を始めるウザさ。
つまらない話をお構いなしで続ける。
そして、40年前に食べた飲食店の話など
聞かされても全く面白くない。
父「博多行った時にさー、何処だっけなー
(覚えてないのなら言うな)
たしかモツを食べてさー
なんとかって店でさー
まぁまぁ美味かったかなー」
と、記憶が曖昧で話もヘタクソなので
話をされるだけで家族は苦痛になる。
※本人は凄い上手に説明できたと思っている。
※知識豊富で俺は凄いと勘違いしている。
※過去の景色で止まっている
↓
テレビ「これから福岡から北海道に飛びますね!」
父「福岡から北海道に行ったのかよ
じゃぁ、途中で乗り換えたんだな。
大変だな。」
母「…(黙っててよ)」
私「え?直行便あるよ?」
※父の常識は止まっているので
飛行機の長距離は必ず乗り換えると思っている
※飛行機に乗ったことが無いのに偉そうに語る
一度入れた知識を常識として固定するので
何十年経とうと最新情報だと思っている。
↓
テレビ「北海道に着きましたよ!
まずは海鮮丼から頂きましょう!」
父「海鮮丼さー、確か東京にもあってさー」
母「そりゃあるでしょうね(あーうざい)」
父「どこだっけなー、海鮮丼あるんだよ
東京のどこかにあるんだよ(どや)」
母「そりゃあるでしょうね(あーうざい)」
東京にあるに決まってるだろ!
テレビは北海道なんだよ!!!
つまんない話をするな!
↓
中華料理が映ると、
また脳内で瞬時に連想ゲームが始まり
すぐに話し出す。
テレビ「人気の中華料理屋に来ました!」
↓
父「あのさー新大久保の公園で
辛い物の屋台がいっぱい出ているらしいぞ」
私「大久保公園ね、知ってるよ」
父「辛いもの祭が3日間やってるらしいぞ」
私「8月下旬から10月何日かまでかだから
1ヶ月以上やるみたいよ。」
父「屋台は3日で入れ替わるから
いろんな店が入るらしいよ」
私「2~7日で入れ替えだから、店舗によって違うよ」
※曖昧な情報をどや顔で押し付けてくる
※人の話を聞かないタイプなので正しく覚えられない
間違えている話をワザワザしないでほしい
テレビが聞こえない
以上のようにテレビを見る集中力も無ければ
周りの邪魔をするめんどくささもある。
子供のころから、「落ち着きがない」「一言多い」
と言われていたらしいが、言われて当たり前だろう。
これを毎日繰り返すのだから
同居している母は大変だ。
ただ、このように陽気なだけのアスペルガーだけなら良いが、
父の場合には「頑固でキレやすい」「亭主関白」の尊大型も入っているので
1日数回キレるので非常にキツイ。
自分のミスは無罪で、責任は家族に押し付ける。
母は病んで”カサンドラ症候群”である。
コメント
アスペの話は全部つまらない致命的