何度注意しても直らない
妻の場合は、何度も同じミスをする傾向がある。
例えば、「帰宅したら、ドアのカギを閉める」
という当たり前の行動が出来ない。
(ドアが全開の場合もある)
私「帰宅したら鍵を閉めてね」
と何度言っても
忘れてしまうのである。
これが、鍵を閉めない主義などの”コダワリ”なら
強い意志を持っている事でまだ許せるが、
妻の場合は「次回から閉めよう」と意識しても
すぐに忘れてしまうのである。
この結果、
週に10回は開いている時があり、
鍵にとどまらず、ドアも開いたままの時がある。
帰宅した瞬間に安心するのかわからないが
健常者なら無意識に出来る事も発達障害者には出来ないのである。
マイペース
気を遣う気配がない
妻は、電話を取ってくれないし
LINEも見てもくれない。
これは私にだけでなく
誰に対しても同じである。
例えば、一般的な考えであれば
・自宅に居る際、電話がかかってきたら取る
・LINEが来たらとりあえず読む
という生き方をするが、
発達障害の妻の場合は違う。
基本、昼間は取らない。」
(かすかに聞こえてきた場合は取る)
「電話もタイミングが良い時しか取らない」
(通知音を消してある)
もちろんこれに対し、
私「帰り際、スーパーに寄る際に
連絡が取れないと不便だから電話に出て」
と言ったところで効果は無い。
外から、電話もLINEも繋がらないので
繋がる事は奇跡に近いのである。
(当然、待ち合わせができないタイプ)
このようなマイペースであるために
発達障害者は周りから”おかしい”と気づかれるが
本人は何とも思っていなく、
注意されれば「怒りっぽい人」と思ったり
「思考停止」してしまうだけなので説教をしても無駄なのである。
固定電話の子機とチャイム
以前、どの部屋でも電話が取れるように
”固定電話の子機”を購入したが、妻は使う気が無いので
電池を抜き去り箪笥の奥にしまった過去がある。
子供が風呂から呼ぶ”呼び鈴(チャイム)”も
電池が勿体ないと片付けてしまい、
子供は”叫んで”呼ぶことになったりと
全てはマイペースで
相手の気持ちを考える事ができない。
テンションが変わる
わかりやすい
周りに合わせる事ができない
気を使えないということは
周りに合わせる事が出来ない。
自分の好きな事に対してはテンションが上がり
興味のない事に対しては暗くなる。
声の高さや大きさだけで
現在の気分が丸わかりである。
ジャニヲタの行動
妻は”ジャニーズ”が好きであり
その結果、ジャニーズが出演している
TVを家族は(食事中に)見る事になる。
反対に、ジャニーズの録画や番組が無い場合には
露骨にテンションが下がり、テレビを見ることなく
下を向いたまま暗く食べるのである。
(気持ち悪い)
興味がある事だけに目を向けていれば
当然、他の事が疎かになる。
その結果、当たり前にニュースも知らなければ
世の中の”生きるための常識”を全く知らない。
(保険、税金、届け出、社会の常識…)
いつまでも頭の中は中学生である。
このような事を書くと
「なぜ結婚したのか?」と問われるが、
付き合っていた当時は、私だけに夢中だったので
話も聞いてくれるし、頭の悪さも
「これから学べばよい」と成長段階と考える事が出来たが
まさかの成長できない発達障害であった。
もちろん、今こちらから全てを
断ち切ってしまうのは簡単であるが
こちらから”結婚”を申し込んだ以上、自分に100%責任がある。
”やろうと思っても出来ない事を受け入れ”うまくやるしかない。
マイペースっぷりにイライラするが
出来ないのだから仕方がない。
(攻撃的ではないだけ全然マシである)
常に深呼吸 おちつけ
ストレスが溜まった場合は…
その都度、息を吐き出し心を乱さないように
(付き合っていた頃を思い出し深呼吸)
怒りや不安を抑えるのが現状である。
当然、発達障害者との意思疎通は出来ないので
心が通じ合う事は難しい。
そこは諦め、自然と一人が楽しくなるが
これもまた一つの人生だろう。
当然、一人の方が楽で
毎日家出をしたい日々であるが逃げる事は簡単だ。
数少ない脱走日は適度に設けて上手くやるしかない。