【多動症】落ち着きがないアスペルガーの特徴【積極奇異型】おしゃべり 話が終わらない

なぜ黙っていられないのか？
なぜ落ち着きがないのか？

アスペルガーと言ってもタイプは様々で
全ての方が同じ症状が出るとは限らない。
大雑把な振り分けはあるものの、十人十色で微妙に違うのがアスペルガーである。

ここでは積極奇異型と尊大型アスペルガーの
混合タイプである父の”落ち着きの無さ”（積極奇異型の特徴）について語りたい。

積極奇異型アスペルガーあるある

積極奇異型の行動により
家族が「ウザい」「黙っていろ！」と感じてしまうのである。

例 思っている事を口に出す

朝

アスペルガー父の起床は誰よりも遅い。
家族でテレビを見ている時に起きてくる。

マイペースなので家族に合わせる事はできず団体生活が苦手だ。

空気が読めない

空気が読めないので
”家族がテレビを見ているから話は後にしよう”などの気遣いはまず出来ない。

自分の事しか興味がないので
思った事を全て口に出してウザくなるのだ。

父「さーて喉乾いたなぁ、何飲もうかなぁ～
牛乳かなぁ～サイダーかな～やっぱり麦茶かなぁ～！」

家族「・・・・」

父「昨日はよく寝れてさー！いい夢見ちゃってさー
今日はいつもよりスッキリ起きれた！！」

家族「・・・・」

家族がテレビを見てるのに
遮るように大きな声で割り込んでくる。
とても迷惑な行動だ。

言葉に出す必要が無いのに
全ての行動をアピールしてくる。

例 とにかくウザい

空気が読めない事に気づかない。

家族を邪魔しているとは思わない。
（自分が興味ない事には無関心、あくまで自分中心の行動）

テレビを見ている横で、
カーテンを開け、全くどうでもいい事を話し出す。

話すとしても”今”じゃないのだ。

父「おい！！隣の家凄いな！工事始めたぞほら！
入口が入れなくなってるほら！！」

母「はぁ。。。黙っていてほしいわ。。」

父「さぁて何飲もうかな～
まずは氷を入れて、うーん悩むなー」

（冷蔵庫を1分以上開ける）

母「はぁ。。。声に出さなくていいのよ。」

このように無駄な発言が続くと家族が疲れてしまう。

例 自分の行動をアピール

飲み物を用意し着席すると
いよいよテレビが台無しになる。

昨日の出来事
テレビで見た事
夢を見た話
ラジオで聞いた話

ストーリーを組み立てられない
下手な話し方でマシンガントークを始めるのである。

話がべらぼうに下手なのに、
自分の情報の様に、テレビやラジオの受け売りをしてくる。

話術が普通ならばまだ良いが、
何を言っているのか全く分からないのである！

父「あのな！凄いんだよ！どこだっけな！どこかに凄いんだよ！
だ―――ッと大きなのがあってさ！」

家族「そもそも何処なんだよ？何が大きいんだよ・・」

父「夜中トイレに起きてラジオでオードリー聞いたんだよ！」

私「オードリー面白いよね、俺も聞いているよ」

父「若林がさ！どっかに言ってさ、その人がさおかしくてさ
とにかく凄くてさ！！でさ！！」

？？？？
「俺も聞いてるから説明しなくていいし、何言ってるのか分からない！」

このように、聞いても意味の無い話を
放置しておけば1～3時間平気で話す事になる。
本人は面白い話を伝えたと思っているのが怖いところだ。

本当に面白い人は、
同じエピソードを何回話しても面白いものであるが
流石に中身が無さすぎる話はキツイ。

例 暇が嫌い

落ち着きがないので、自分の予定がない事を嫌う。

暇を楽しむ事が出来ず、
常にマイブームを探しているのである。

マイブーム例

このように一人で夢中になってくれるのなら構わないが、
家族を巻き込んでくるのはキツイところだ。
気に入った商品に関しては買うまで何回もしつこく促してくるのである。

会う度に「買ったか？！あれはいいぞ！」
としつこいのである。

とにかくしつこい！

一つの事が気になると
そればっかりになる現象！

不思議なのは、家族の言う事は全く聞かないのに
テレビやラジオからはスグに影響（洗脳）されてしまうのである。

例 中身は空っぽ

このように休日にドップリと話を聞かされ
自宅に戻り思い出してみると
”聞いた話が全部空っぽ”だったと確認できる。
（アスペルガー本人は情報通だと思ってるから怖い）

積極奇異型に付き合う聞き役は、
ストレスが溜まるだけでなく多くの時間を奪われることになる。

積極奇異型タイプが近くにいる方の声

何かに没頭すると他が見えなくなる
落ち着きがない
父は落ち着きのない子どもだったらしい

そわそわとして落ち着きが全くない
ある日突然に切れる
「話が長いと指摘される人は普段から
自分の話をメモすると自然と口数やベースが減り改善できます。」
というアドバイスがあったけど
積極奇異型がそんな細かい事を出来る訳がない。

被害者の人がこのような事を言っていた。
「アスぺルガーの人は会話のキャッチボールが苦手で
話しだすと演説のように、一方的に話し手に回る。
話の内容は、自分が興味があることだけになりがち」
まさしくその通りだった。

たくさん話す
話が長い
同じ事を繰り返し話す
要約して話せない
会話のキャッチボールが苦手
一方的に伝えたい事を話す
見事にウザい父に一致して怖い。

施設で働いていますが
アスペルガーの人はとにかく話が長い
話が散らかりいつまでも終わらない。
自覚無し自制が効かないから障害なのだろう。