川マニアの子供に付き合って
川沿いを歩く拷問シリーズ。
今回は・・
子供「綾瀬川を歩く!」
と恐怖の発言。
単純に綾瀬川は全長49キロもあり
とても1日では歩く事が出来ない。
たとえ体力が持っても2日かかる距離だ。
さすがに無理なので、
「3~4日に分けて制覇した方が良いのでは?」
と説得し、出発する事になりました。
綾瀬川を歩くその1
新小岩~青井
今回は、第1回として
新小岩~青井まで歩く事にします。
まずは電車で新小岩駅に到着。
平井大橋まで歩き、綾瀬川の河口を目指します。
まずは平井大橋を渡り、、
荒川と中川の真ん中付近まで進んだら
平井大橋の下に潜り、真ん中の土手を歩いて北側に抜けます。
子供の頃を思い出す探検気分です。
北側進行方向の景色。
左は荒川、右は中川で、まだ綾瀬川は現れません。
高速道路の下を歩くのはなんだか楽しいですね。
そして日陰があるので助かります。
左右の風景
しばらく進むと、
左側には中川水門が現れます。
(旧中川水門遺構)
中川水門は、増水時に荒川からの逆流を防ぐ役割があります。
右側には上平井水門が見えてきます。
耐震補強工事中のようでした。
この上平井水門の斜め上には
かつしかハープ橋があります。
上平井水門を越え、振返り撮影。
かつしかハープ橋の真下には
中川と綾瀬川の合流地点が現れ
ここから綾瀬川を辿る事になります。
案外多くの人が通過する
かつしかハープ橋を越えると、
野球場やサッカー場が左側に目立ち
思った以上に多くの人が出入りしています。
そのせいか、不法投棄も多いのは残念なところ。
面白かったのは、綾瀬川に架かる橋が、
(右下がりに)斜めに架かっていた事です。
(斜めの橋は2つ存在)
水道管に見える物体は、実は水門。
堀切菖蒲水門は、中川からの逆流を防ぐ役割があります。
ただ、ここで塞き止めてしまうと
本来、下ってきたはずの綾瀬川の水の行き場が無くなってしまいます。
それを解消するために、
国土交通省綾瀬排水機場から荒川へ
水を逃がしているそうです。
子供に付き合いながらも
自分も勉強になるな。。
綾瀬川と言っても、まだ都会なだけに、
次々と景色は変化し飽きない。
堀切ジャンクション(高速道路)
の下を潜るのも男子なら楽しいだろう。
また土手には線路が横切り迫力満点!
目の前を電車が通過するのも面白い。
基本的に、土手の下に行けば、
川沿いを歩く事ができるので
不自由を感じる事はありません。
球場が続くので公衆トイレは入り放題!
非常に歩きやすい環境です。
小菅ジャンクションを過ぎると
急に川が見えなくなる
国土交通省綾瀬排水機場→小菅JCTと進むと
高い壁が現れ、川が全く見えなくなる。
全然面白くない。さみC
途中チラチラと橋を見ながら進むも、
夕方なので、近くの青井駅で本日は終了にする事に。
青井駅へ向かう途中に水路を発見
青井駅に向かう途中では、
竜井堀親水水路という水路を発見。
明らかに新しいので調べてみると
青井小学校の校舎&体育館の屋根に降った
雨水を利用している水路だそうです。
足立区にはこのような水路が多く作られているようです。
雨水を溜めているようで、緊急時には
使えるようでした。(通常時は鎖で封印)
はたして緊急時に鍵をかけた人は現れてくれるのでしょうか?
念のため、帰宅後に調べてみると
竜井堀親水水路とほぼ同じ位置に、
(江戸時代には)水路がありました♪
ただ適当に作ったわけではなさそうですね。
全部解明しようと思うと気が遠くなってしまう・・・
川と水路はなかなか難しい。。
綾瀬川の源流を辿るその1 おしまい。
コメント
おもしろいブログで楽しく読ませていただきました。何気ない風景でも川沿いにロマンありですね。
鎖のん、愚行ですけど、消防士、ボルトクリッパーで切るんとちゃいますやろか?
こんにちは、コメントありがとうございます。
知らない場所の散歩は我々大人も勉強になりますね。
確かに鎖は強制的に切る方が良さそうですね。