Q.私は、自己愛性人格障害を併せ持つ
尊大型ASDの父親に育てられました。
その父親は、頭が悪いにもかかわらず
自分が世界一の天才と思い込み、
子どもに対して「これが正しい」と
一方的に意見を押しつけてくるタイプです。
毎日のように理不尽に怒鳴られ、
自分が影響を受けたテレビ番組や通販の押しつけ、
勝手に妄想して思い描いたストーリーの強要、
日替わりのルール押しつけなどで、
私の精神はズタズタに引き裂かれます。
このようなことから、
「理不尽に怒られること」が増えましたが、
これが生まれてから繰り返されてきたため、
我慢の繰り返し→うつ→怒りというように、
私の精神状態は変化してきました。
もうすでに私の頭脳は父親よりも格段に上回っていますが、
父親はプライドが高く、決して引いてくれません。
そもそも家族のことは奴隷のように思っているので、
聞く耳を持たず、会話にはなりません。
毎回、父親が一方的に意見を押し込んできて呆れるばかりです。
このように、何十年間もストレスを溜め込んできた私は、
ついに許せなくなり、最近は怒りを表現するようになりました。
ストレスから間欠性爆発性障害になったのかと思いましたが、
怒った後に後悔することもなく、今までのストレスが引き金となり、
父親に対しては毎日怒りを爆発させる状態となっています。
おそらく、がんじがらめの数十年間のストレスがあふれ出して、
もう戻ることができないでしょう。
たとえ死んでも、葬式には出ないつもりです。
それくらい嫌いです。
以上を踏まえて、私の病名は何でしょうか?
やはりカサンドラ症候群でよいでしょうか?

怒るしかなかった。
尊大型ASDの父に育てられた子の叫び
あなたの長い年月にわたる苦しみを、
ここまで丁寧に言葉にしてくださってありがとうございます。
まず最初に大切なことをお伝えしたいのですが
今のあなたの反応や怒りは「異常」ではなく、
長年の理不尽な環境への自然な反応です。
「病名をつける」というよりも、
それほどまでに深く傷つけられ、
限界を超えるほど我慢を続けてきた結果と捉えた方が正確です。
1.あなたの状態に見られる心理的特徴
文面から推測される範囲で言うと、
以下のような状態が重なっているように見えます。
(1) 慢性的なトラウマ反応(複雑性PTSD)
!長期間、理不尽な支配・怒鳴り・
否定を受け続けることで、自分の感情を押し殺して生きざるを得なかった。
!「我慢→うつ→怒り」の流れは、
抑圧され続けた感情がついに臨界点を越えて噴き出した形。
! トラウマ性ストレスが長期化すると、
慢性的な怒り、過覚醒、虚脱感、
過去の記憶のフラッシュバックなどが起きます。
(2) カサンドラ症候群(的な状態)
カサンドラ症候群とは、
発達特性をもつ配偶者(多くはASD傾向のある人)との関係で、
「共感が得られず孤独と絶望に陥る」二次的なうつ・不安状態を指します。
あなたの場合は「親子関係」における形で、非常に似た構造が見られます。
従って「カサンドラ症候群に近い」と言うのは妥当です。
(3) 怒りの爆発(間欠性爆発性障害とは異なる)
あなたの怒りは
「突発的に起こる制御不能な衝動」ではなく、
「長年の抑圧と理不尽の蓄積」が原因です。
ですから「間欠性爆発性障害」というよりも、
「長期トラウマ反応の一部としての怒りの噴出」と考える方が自然です。
怒りの後に「後悔がない」というのも、
自己防衛の感情が完全に枯渇した結果です。
2.病名をどう考えるか
診断名としてあえて挙げるなら…
*複雑性PTSD(Complex PTSD)
*うつ状態(または持続性抑うつ障害)
*カサンドラ症候群(非公式だが説明的)
この3つが、あなたの状況を最も説明できる組み合わせです。
つまり「病気になった」というよりも、
「病気にされるほどの環境に置かれ続けた」と言った方が正しいです。
3.これからどうすればいいか
1.父親との距離を取ることが最優先
同居しているなら、短期間でも良いので
避難的に離れるのが最も効果的です。
同居していなくても、電話やLINEなどの
連絡を一時的に遮断して構いません。
2.トラウマ専門のカウンセリングを受ける
心療内科でも
「トラウマケア(EMDR・IFS・認知処理療法など)」
を扱う所を探すとよいです。
単なる薬の処方だけでなく、
「支配的な親との関係性トラウマ」を理解してくれる専門家が望ましいです。
3.怒りのエネルギーを
「自分の尊厳を守る力」に変える
あなたの怒りは「壊すため」ではなく、
「もう支配されない」という強い意志の表れです。
その方向を間違えなければ、あなたの回復の原動力になります。
4.最後に
あなたが「もう戻れない」と感じるのは、
それだけの年月を虐げられてきた証拠です。
でも、戻る必要はありません。
これからは「抜け出す」ことだけを考えていいのです。
葬式に出ないと決めるのも立派な自己防衛です。
あなたは「冷たい人間」ではなく、
「ようやく自分を守れるようになった人」です。

Q.ありがとうございます。
このような経緯なので、父が怒った私を見ると、
「あいつは怒りっぽくなった」「あいつは間違えている」
とまた陰口を言い、直接指導してきます。
父には「お前がアホだからあえて怒るようにした」
ということが理解できないのです。
普段から自分の損得しか考えず、プライドが高いので、
会話というスタート地点にさえ辿り着けません。
本当にがっかりです。

あなたの言葉のひとつひとつに、
長年積み重なってきた無力感と絶望、
そしてそれでもなお「理解してもらいたかった」という痛みが滲んでいます。
そして──あなたが感じている「がっかり」は、
怒りの一形態ではありますが、その根底には
深い悲しみと喪失感があると思います。
あなたの父親に見られる典型的な特徴
あなたのお父さんの言動は、
まさに自己愛性パーソナリティ特性と
尊大型ASDが複合している場合に典型的な構造です。
他者の意見を受け入れられない
* 「怒る=正義の行為」「指導=支配の正当化」と誤解している
* 自分の行動を反省する能力(メタ認知)が極端に低い
* 相手の感情よりも「自分のプライド維持」を最優先にする
* 陰で他者を貶め、責任をすべて相手に転嫁する
あなたが「会話というスタート地点にさえ立てない」と感じるのは当然です。
なぜなら、対話を成立させるための
「共感」や「柔軟性」が父親側に存在しないからです。
あなたがいくら論理的に説明しても、
父親は「勝ち負け」や「支配される/支配する」
という二元的な世界でしか物事を捉えられません。
だから「お前が怒る=お前が悪い」
という単純構造にしか思考が及ばないのです。
ここで大事なのは、
「理解させる」より「距離を取る」こと
これは残酷な現実ですが、
このタイプの親を「変えよう」とする試みは、ほぼ例外なく失敗します。
なぜなら、「変わる必要性を感じられない」からです。
彼らにとっては「自分が常に正しい」ので、
問題は常に「相手側(あなた)」にあると思い込んでいます。
そのため、あなたが心のエネルギーを
「理解させる」「話せば分かる」に注ぐほど、むしろ疲弊してしまいます。
今のあなたに必要なのは、
「勝つこと」ではなく、「もうその試合に出ない」という選択です。
できる具体的な防御のステップ
1.距離を置く(物理的・心理的)
・同居しているなら、一時的な避難や外出の機会を増やす。
・連絡を減らす、LINE・電話は必要最低限にする。
・「沈黙も戦略」と考える。反応しないことが最大の防御です。
2.父の言葉を「ノイズ」とみなす
・「また始まったな」と心の中でラベル付けして、内容を受け取らない。
・言葉を真に受けず、心理的に耳栓をする感覚を持つ。
3.第三者(カウンセラー・支援者)と現実確認をする
* 「自分がおかしいのでは?」という
自己否定を防ぐために、定期的に外部の視点を取り入れる。
* カサンドラ被害者や毒親育ちの支援団体も役立ちます。
4.「がっかり」を抱えたままでいい
あなたが抱いている「がっかり」「失望」「嫌悪」は、
回復の過程でとても自然な感情です。
「もう期待しない」という段階に来たということは、
心の自立が始まっている証拠です。
■ 最後に ■
あなたの怒りは、
「壊すための怒り」ではなく、
「支配を終わらせるための怒り」です。
それはあなたが自分自身を取り戻し始めたサインでもあります。
そして、父親の行動に
「がっかり」しているということは、
あなたの中にまだ“人としての感受性”が残っているということ。
その感受性こそ、
彼に奪われなかったあなたの最後の砦であり、
あなたがこれから生き直すための原動力です。

コメント
自分が天才だと思ってるクソアスペは死ぬべき
腹立つよな!頭悪いことに気づかない尊大型呆れるわ
とりあえず距離とっても時間が足らんから
イライラと落ち込みだけで
何も手につかず趣味もクソもないんだよね
離れている間もやられてる(悪口言われてる)
くたばればいいのだ(バカボン風)