歳を重ねてやってはいけない事は
「説教」「昔話」「自慢話」と言われるが、
頑固なお喋り亭主関白型アスペルガーが年をとると
何かとマウントを取りたがる。
全ての話がつまらなくなったら末期であり
特に、(老後は)家族には”同じ話”で迷惑をかける事になる。
・外に出なくなるので新作が無い
・記憶が薄れて覚えている話が少ない
・何度話しても初めてのように話す
・自慢話で本人だけ気持ち良くなる
※短気なタイプであれば愚痴や癇癪も加わるので最悪
自覚がないアスペルガー
多くの発達障害者の方は、
「私は発達障害なんだ」と理解し
周りに気を使い生きているが、
これに関しては全く問題がない。
言われたことを忘れてしまったり
同じ過ちを繰り返してしまっても
”後悔”や”反省”等が出来る方は大変素晴らしいのである。
一方で、「一度検査を受けた方が..」
「アスペルガーのチェックを受けた方がいいよ…」
などアドバイスしても全く聞き入れなかったり
「俺は完璧な人間だ!」と信じて疑わないタイプは厄介だ。
父はプライドが高いので、
周りのアドバイスは聞き入れず
思い描いたストーリー通り物事が進まなければ
癇癪を起したり悪口を言ったりと
気持ち悪い動きをする。
しかも、若い頃ならまだ良いが
歳をとると頑固さが増し、人の話も聞かなくなるので
一方的に喋るだけになる。
空気が読めず、とにかくウザい
黙っている事が出来ない。
・思った事を全て話す
・疲れるまで一方的に話す
・つまらない事まで逐一話す
・「説教」「昔話」「自慢話」
家族や友人からすれば、
「なんで今話すの?」
「その話は何度も聞いた」
「話がつまらない」
話の中身が無く、”黙っていてほしい”という気持ちでいっぱいになる。
話を聞いてほしいので、
(聞き上手や優しい人が大好き)
訪問販売などが来ると嬉しくなって
話が止まらなくなるのである。
訪問客を簡単には返さない
話を聞いてくれる相手
通常、訪問販売や勧誘は
営業の話を聞く事になるが、
父は”誰かに聞いてもらいたい”ので
営業の話をほとんど聞かずに
自分の話を押し込む事になる。
例
営業「こんにちは、自動販売機を設置している〇〇商会です。
今日は、挨拶にきました。これ良かったら貰ってください。」
父「あーこんにちは、ありがとう!」
営業「最近、金の微糖が売れてましてね」
(金と言うキーワードから関連する話を脳から探す)
父「あー!金ね!いつもヨーカドーで買ってるよ」
営業(「え?その金とは違うんだけど..」)
父「金のハンバーグとか金のなんちゃらとか
家族もみんな美味いとか言っててね。
(言ってない、盛るためには嘘をつく)
あの金は人気なんだよねー!、
なんかの番組でも土田が美味しいって言ってたんだよー
それでさー、バイク乗りに行った時にさー」
(急展開)
最終的には、(一度も営業をしたことないくせに)
「営業のへアドバイス」「昔話」「自慢話」
全て聞かせる。
このように主導権を奪い、
話が飛びながら一方的に話を聞かせるのである。
その結果、営業は帰りたくなるのだが
父は話し相手が欲しいものだから楽しくて逃がさない。
声が大きく、近所にも迷惑で
いつまでも返さない。
何度も何度も…
営業「お忙しいところすいませんでした」
営業「それでは今後ともよろしくお願い..」
話を止めようとするが、
父は空気が読めないので
相手が帰りたいことも読み取れない。
それどころか、話を聞いてもらえることが快感で
自身がトイレに行きたくなるまで話すのである。
当然母は、後に
「迷惑だから帰らせてあげなさいよ」
「勧誘されたら危ないからやめなさいよ」
など、アドバイスするが
父「俺はそんなの引っかからないよ」
父「向こうは楽しそうに聞いてた」
父「若いですねーなんて言われちゃってさ」
父「すご色々知ってますねなんて言われちゃってさ」
と、社交辞令もお世辞も全く分からないのである。
このように話をしてしまうので
今まで何度も”アホな契約”して家族に迷惑をかけている。
「自分は完璧」と言いつつ、
営業にはコロッと騙される頭の悪さを持っている。
(特に女の営業には弱く何度も騙されている)
もちろん騙されても、
自分の非は認めないので
逆切れして、尻拭いは我々家族の役目となる。