渋谷川の源流を辿る散歩
・欅坂46の曲名が「渋谷川」
・渋谷川の地下貯水槽工事
など、渋谷が何かと話題なので
散歩をする良い機会だと思い、
天現寺橋から→源流に向かい歩く事にしました。
渋谷川と古川の境目を探せ!
渋谷川を下ると、途中から古川に名称を変え
最終的には東京湾へと繋がります。
川の名称が変わる場所の定義が、
渋谷区と港区の境までとされているので
位置としては丁度、天現寺橋(画像)
という事になりそうです。
川幅も狭くなる場所なので、区切りとしては丁度良いでしょう。
ここから渋谷(上流)に向かい出発です。
天現寺橋 スタート外苑西通り(環状4号線)
回生橋
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新豊澤橋
山下橋
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新橋
渋谷川は川沿いを歩ける道がほとんど無く、
”橋から川を覗いては明治通りに一度戻る”
を繰り返して進む事になります。
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恵比寿橋
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一本橋
一本橋を越えると、
東京にしては大きめの公園が現れる。
タコの遊具が目印の恵比寿東公園です。
この辺りは治安が悪いようで、
ペットの連れ込みさえもお断りになっています。
犬の糞の問題が大きいのでしょうね。
渋谷区の落書き問題も未だに解決されず、
恵比寿、渋谷はお洒落なイメージですが、
一本裏道に入れば、悲しい(落書き)風景が眼に入ります。
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人道橋
車が通れず、人しか通れない事から
人道橋と名づけられたのだろうか?
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渋谷橋
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庚申橋
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比丘橋(びくはし)
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上智橋
一番古さを演出している上智橋。
バスの出入りが激しい&狭い。
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氷川橋
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新並木橋
新並木橋から下を覗くと、
大量の水が渋谷川へ注がれています。
この水は、落合水再生センターで処理した再生水です。
現在の渋谷川は、落合からの再生水で
流れが出来ているようです。
その証拠に、このまま渋谷に向かうと、
ほとんど水が無くなります。
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並木橋
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徒歩橋(かちばし)
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八幡橋(はちまんはし)
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金王橋(こんのうばし)
先に見えるのが稲荷橋で最後の橋になります。
川の水もほとんどありませんね。
昔は、玉川上水から豊富な余り水が流されたそうですが
現在は塞き止めているので流れてこないのです。
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稲荷橋
今までは、暗渠の入口を見られる
最前列の場所でしたが、現在は
工事により立ち入り禁止になっていました。
渋谷駅周辺開発プロジェクト 東急電鉄
渋谷川は渋谷駅付近で蓋をされ暗渠になっていましたが
今回の工事で今まで隠れていた部分が見え話題になりました。
今回の工事では、水路を東側に移動し
東口地下広場と地下貯水槽を建設するそうです。
(完成は2020年を予定)
また、新並木橋にあった、
落合水再生センターからの水ですが、
位置を稲荷付近に移動するそうです。
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宮益橋跡
天現寺~宮益橋跡(宇田川、穏田川分岐点)までは、約2.6km
宮益橋跡は、記念碑等がないので寂しいですね。
奥にはスクランブル交差点が見えます。
この宮益橋跡から、
スクランブル交差点側に行くと宇田川で
今まで歩いてきた道なりを行くと穏田川になります。
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渋谷川緑道?
穏田川方面を進むと、緑道らしき道が残っているのは嬉しい。
江戸時代の地図と比較して歩きましたが、
丁度この下を穏田川が通っていたようです。
この先にも公園の工事が進められています。
昔の宮下公園付近が、渋谷文化プロジェクト
(宮下公園等整備事業)として
新しい公園に生まれ変わるそうです。 (2018年秋完成?)