アスペルガーには様々な症状があり全てが同じではない。
「型」によって対処法は変わってくる。
例えば、孤立型や受動型であれば
1人でこっそり生きていくことが可能であるが、
威張る尊大型や話し続ける積極奇異型の場合には
健常者を巻き込むので厄介になる。
私の父親の場合は、
尊大型+積極奇異型の混合であり、
これが老化により症状が増幅されている。
・自分は天才だと思っている
・人の話は聞かない
・テレビやラジオを信じる
・家族に興味がない
・家族を召使いのように扱う
・自分大好きで自分を守る
・言い訳をする
・感情の起伏が激しい
・すぐ怒る
・悪口を言う
・上に立ちたいので
・言いなりになる人を周りに置きたがる
・ずっと話しかけてくる
・同じ話を何度もする
・話が全部つまらない
・遠回しにもったいぶって話す
・盛り上げるためにはウソを使う
・ダーツ!ズラ―ッ!などの擬音が多い
・機嫌が良い時はトーンが高い
・自慢話が多い
自分が世界一の常識者
俺は天才だぁ~~
父は亭主関白(尊大型)で、
自分が素晴らしい人間だと思い込み、
家族に意見を押し付ける。
家族の話は一切聞き入れず
自分の意見だけは押し通す。
思ったことはすぐに言葉にして伝えるのが基本。
気分を害す言葉をストレートに言うので周りは傷つくが
本人は”俺は凄い”としか思っておらず、客観的に見ることが出来ない。
思ったことはすぐ言わないと気が済まないので
私が階段を下りる瞬間でも、エレベーターに乗る瞬間でも話を始める。
立ち止まらせて”つまらない話”や”説教”、”今言わなくてよい事”を伝えてくる。
・折角の休みなのに朝から説教
・自分の考え方や行動を指導する
・今じゃない場面での関係のない話
・思ったことをすぐ言わないと気が済まない
とにかく空気が読めず、自分が言いたい時が
”ベストタイミング”だと思っており家族に迷惑をかける。
単なるつまらない話だけならマシだが、
指導や説教が始まるとガッカリする。
とある日曜日の例)
父はバイクを乗りに出かける所であったが
私を見かけると・・・
出掛ける直前に、「このように行動しろ」
「おまえの考え方はおかしい」など、
家族を否定し、意見を押し付けて不快にさせる。
!バカはお前じゃないか!
→自分だけ楽しくバイクに出発!
残された家族はモヤモヤしてとても不愉快!
アスペルガー本人だけスッキリして→遊びへ。
!本人は嫌がらせをしたことに気づいていない!
家族を不快にさせるのが上手
自己中すぎて家族を振り回す
雁字搦めの束縛
尊大型は束縛が大好きだ。
家族に興味はないが、
”すぐに指令できるように”身近に居ないと不機嫌になるのである。
安定器の交換で家族を振り回す
金曜日
父「土曜日は蛍光灯の安定器を直そう(家族を付き合わす)」
(お前らは出かけるなよ!のアピール)
↓
土曜日になったが・・・
父「やっぱり日曜日に蛍光灯の安定器を直そう!」
↓
日曜日になったが・・・
父「やっぱり月曜日にしよう!」
父の気分次第で予定がコロコロ変わる
このように日程を抑えられえてしまったため
私は土日の予定を全てキャンセルし、無駄に終わってしまった。
アスペルガー本人は、家族の週末を奪ってしまった罪悪感などなく
自分の事しか考えてない。こちらの予定など無関心なのだ。
家族を振り回す自分勝手な行動をするアスペルガー
絶対行かない夜警
年に1度の戦い
~火の用心~
父親は昔から
”夜警(火の用心)”に行きたがらない。
アスペルガーは周りに合わせられないので
町内会の集まりや手伝い等に入る事が出来ないのだ。
火の用心をさりげなく頼んでくるアスペルガー
父の場合は尊大型という
プライドの高いアスペルガーである。
従って、自分が頭を下げて頼みごとをすることが出来ず
”言い訳”をして相手に頼むのがいつものパターン。
遠回しに命令する事で
本人に罪は無いと思っているのだ。
父「なんだか調子悪いからなぁ」(お前が行けの意味)
(嘘つけくそ野郎)
↓
父「寝不足で調子悪いからなぁ」(お前が行けの意味)
(嘘つけくそ野郎)
↓
父「町会長にされたくないからなぁ、
でも行かないとなぁ」(お前が行けの意味)
(町会長の話なんか出るかよ無理に言い訳を作るなボケ!)
このように、毎年毎年
さりげなく”言い訳”をしながら
私が行くように仕向けるのが尊大型のやり方だ。
家族を誘導して振り回すのが得意なアスペルガーは
このように自分勝手であるが、
父自身は”上手に逃れた”と考えているのである。
こちらは普通に頼まれれば全然行くのだが
毎年、遠回しに言い訳をしてくるので
こちらも(ムカつくので)あえて戦う姿勢を見せ抵抗をする。
今年の場合
今回は・・・・
父「町内会長にされたくないからなぁ、
でも行かないとなぁ」(お前が行けの意味)
という手を使ってきた。
↓
私「行きたくないなら行かなくてもいいんだよ」
↓
父「でも行かないとなぁ(お前が行け)」
↓
私「俺はいかないよ、知らないよ。嫌なら行かなきゃいいんだよ。」
↓
父「!(汗)・・・でも行かないとなぁ(お前が行け)」
↓
私「俺は絶対にいかないよ。
火の用心は昔と違って、
迷惑に感じている方もいるんだよ。
近所の鈴木病院も「うるさくしないで」
と言ってくるし、田中さんの家の前で
拡声器使うと怒るし、色々な考え方が増えて
どちらが正解か分からない時代なんだよ。
町内会も毎年4人で班を作るけど、
どの班も半分来ないでしょ?
もう昔から住んでいる人も減って、
参加する人も減って町内会も考えないといけないんだよ。
今の時代”火の用心は正義”とは限らないんだよ。
俺はいかないよ!絶対行かないよ!」
↓
父「!!・・・・」
(何も言えなくなる)
最終的には私が行くが
このように、言い訳をして家族を操るやり方に
何十年もイライラしてきているのだ。
恐ろしいのが、毎回父自身が
火の用心に行っていると思っている事だ。
私が20年以上も行っていることを
アスペルガーは全く覚えていないのである。
おそろしやアスペルガー!