【カサンドラの避難所】アスペルガーから距離を置く際、何処に逃げますか？【数時間の家出】脱走の楽しみ

アスペルガーと暮らしていると

カサンドラは・・・
「一人になりたい」
「一人でゆっくりする時間が欲しい」
「家出したい」
少しでも現実から離れたいと夢見る事になる。

アスペルガーの狂気的行動

例：風呂にまで来る父

風呂にまで来てくだらない話をする。

風呂を上がるまで待てないという積極奇異型の焦りがあり、
自分が話したいことは”大事な事”として家族に訴える。

近所を散歩した話や、夜中トイレに起きた話など
何も面白くない話を伝えてくる。

例：自分の意見を伝えればスッキリ

アスペルガー父は相手の状況を全く考えず
マイペースに生きているため、
自分が動きたいと思った時が正解と考える。

そのため、こちらが伝票整理、月末締め等
間違えてはならない計算をしている際にも、
”つまらない話”をぶち込んでくる。

ここで、「ちょっと待って」「後でね」なんて言うと
父「なんだあいつは話を聞かない！」とブチ切れられ
後々（ネチネチ）めんどくさいので聞くことになる。

例：母の不調は無視

数日前、母はお腹の調子が悪かった。
それを伝えても、父は「へー」とは返事するが
アスペルガーの脳内では”母が不調”というキーワードは残らない。

自分の事にしか興味が無いので、
父「今日の夕飯は激辛ニンニクにしよう！」
など言い出す始末。

母「何も聞いていない・・・」

例：旅行をキャンセルする羽目に

母の趣味は旅行で、
アスペルガー父から離れられる事で
とても楽しみにしていたが、

10日ほど前に父が「調子悪い」と言い出したため
キャンセルした経緯がある。

しかしながら、アスペルガーは
「俺が不調と言ったから母は気を使ってキャンセルしてくれたのか！」
と、健常者のような考えは持っていない。

”母が勝手にキャンセルした”
と思っており、
母が気を使ったことには気が付かないのである。

現在の母「旅行に行けばよかった・・・」

脱走を考える日々
隙あらば脱走

丸一日、アスペルガーと離れるのは夢である。

多くのカサンドラは、飯を作ったり面倒をみたりと
必ず”家に戻らなくてはならない”のが辛いところだ。

しかしながら、短時間の脱走をする事は
一時的ストレスの緩和につながり、
（家に戻った瞬間にストレスが戻るとしても）
少しでも脱走する事は、我々の精神を保つ意味で
とても貴重な時間なのだ。

ストレスが溜まると悪夢を見る

人間ストレスが溜まると、
予想以上に自分が蝕まれている事に気づく。

・10円ハゲが出来る
・夢で頭が裂ける夢を見る
・夢でアスペルガーに話しかけられ続ける
・家出をしたい願いが夢に現れる（引っ越しの夢）
などなど、様々な悪夢を見る事になる。

プチ脱走計画

プチ脱走には様々ある。
マッサージや映画館も良いだろう。

私の場合には、スパが一番のストレス解消になるが
住んでいる地域には落ち着ける温泉がない。

ただ、あまりにも遠出をすると
戻れない＆疲れる事になるので、
出来るだけ簡単に移動できる場所が良いのだ。

基本的には暴食

サクっと済ますには”暴食”が手っ取り早いが
流石に時間が短すぎて、癒しが足りない。

とある日の4時間脱走報告

今回は、まずラーメン屋に向かった。

カサンドラになると、
一人の食事はとても楽しく感じる。

特に積極奇異型や尊大型のうるさいアスペルガーと共存している方は
”話しかけられない自分だけの時間”が貴重になるだろう。

ただ、今回がっかりしたのが
ホールのおばさんが尊大型に似た性格で
客に何かチクリと言わなければ気が済まない人で

食べている間も、
「もう少し右にずれて！」
「もう少し左にずれて！」
「水は右側に置いて！」
「もう少し前に行って！」
と、常に客に対して厳しめに指令をする人であった。

アスペルガーに慣れている私としては
いつものように表情には出さず「ハイハイ」と我慢してあげるが

免疫のない方は、やはり嫌な思いをして
Googleのクチコミに「ガミガミうるさい」と書き込みしていたｗ
家族でもない人にガミガミ言われては
気分を害して当然だろう。

ラウンジでのんびりしてみる

その後、500円～3000円で利用できる
地方競馬のラウンジを利用してみた。

有料ではあるものの、500円で個室が与えられるのは大きい。
・自分だけの時間
・邪魔されない空間
これだけでカサンドラには十分な世界だ。

イライラしてどんどん食う。
太る食材だろうが仕方ない。

自分自身が狂わないように、
少しでも日頃のストレスを緩和しなければならないのだ。

ただ、一般客と違うのが
私は”アスペルガーのいない空間を楽しみたい”が優先なので
競馬で勝とうなどとは全然思っていない。

100円は賭けるが
目的は”自分を癒す事”であり
パドックなど見ずにササッと買い
あとは、スマホを見てのんびりするのである。

何も考えずボーッとする時間は
カサンドラに必要な時間。

高齢化は気が短くなるのか？
短気爺が多かった。。
高齢化社会の恐ろしさ

昼間の競馬客は”高齢者”が多いが、
父と同じようにすぐにキレる人が多くて驚いた。

老化で自動発売機で馬券を購入しようとするも
エラーが出る客が多く、それは仕方ないにせよ
スタッフにキレる客が異様に多いのである。

自分のミスなのにキレる高齢者

「すぐにキレて人のせいにする老人は多いなぁ」
今の日本は老害が多い

キレられたスタッフは
丁寧に説明してくれているのに
説明の途中で立ち去ったりと
”日本人はマナーが良い”なんて
もうそれは昔の話なのかもしれない。

とにかく、怒りっぽい爺が多いのである。
がっかりだなぁ。。

プチ脱走をすれば、
時間に比例して”危ない奴”に遭遇する機会も増えるが
まぁ、そこは他人なので笑って見れるが、
家族にやばい奴がいればそれは深刻だ。

家族と離れる時間は長いほど良いが、
2.3時間でもチャンスがあれば、
カサンドラさんは積極的に脱走してほしい。

我慢する事はない！脱走だ！