今回は、神奈川県横浜市青葉区を流れる
大場川と黒須田川のダブルヘッダーに挑む。
最寄駅は市が尾で、大場川は1km程度と短く黒須田川の河口に近い事から、
大場川河口→大場川源流→黒須田川河口→黒須田川源流のルートで歩いてみる。
大場川を全部歩く
日本には大場川が3つある。
今回は、散歩する人が少ない(神奈川の)大場川の源流を目指してみる。
神奈川県横浜市青葉区鶴見川水系の河川
大場川 (埼玉県)(おおばがわ)
埼玉県利根川水系の河川
大場川 (静岡県)(だいばがわ)
静岡県三島市狩野川水系の河川
まずは市が尾駅西口を出て、前の道を左に進む。
坂を下ると、真っ赤な目立つ看板が現れ
さらに奥に進むと”鶴見川”とご対面だ♪
鶴見川
鶴見川に出たら、北に向かい500メートル程遡上する。
大場川+鶴見川
合流地点
すると、大場川の河口が現れるので
今度は大場川の源流を目指す。
鶴見川に近い部分ででは、
暗渠→開渠→暗渠→開渠と繰り返す
マニアには嬉しい場所である。
後半になれば川沿いを歩けるが、
まずはじめは迂回して追いかける事になる。
青葉区市ケ尾町18付近(国道12号)からは
川沿いを歩けないので迂回し、
大場町(横浜上麻生道路)から川沿いを歩く事になる。
この辺りは新しい住居が多く
なかなか綺麗な家が並んでいる。
大場川沿いは車が少なく有難い。
前方には、看板が2つ重なっている・・・
近づくと、大場町の掲示板の陰に
大場川の看板が・・・(悲しい)
源流直前の場所では、目の前に運動場が見える。
大場町380の地点にグランドがあり
その横に大場第一2号雨水調整池がある。
大場第一2号雨水調整池を覗くと
大場川は調節池から水を貰っている事がわかった。
更に川の延長線の終点を見るとは水はなく、
さきほどの調節池が始まりである事が(確実に)わかった。
大場川は1キロちょっとの短い川であった。
黒須田川
今度は、大場川の源流を折り返し
ほとんど同じ道をたどり鶴見川へ戻る。
今度は、このまま黒須田川の源流を目指す。
なんとか日没までに源流を拝みたいところだ。
黒須田川(くろすだがわ)は、神奈川県川崎市麻生区王禅寺に源を発し南へ流れ、
横浜市青葉区市ケ尾町の県立市ヶ尾高校付近で鶴見川(谷本川)に合流する準用河川である。
子金橋 こがねはし
黒須田川の河口付近は川幅が広く、
子金橋付近から、川沿いに下る事が出来る。
ロスなく歩けるのはありがたい・・・
水が綺麗 管理された黒須田川
大場川、鶴見川、そして今回の黒須田川と
共通して澄んだ綺麗な水が印象的だ。
黒須田橋の下では、
不法投棄されたゴミを掃除する青年が・・・
素晴らしい!
錦橋 にしきはし
紅桐橋 べにきりはし
すすき野1丁目9付近では、ソメイヨシノが並ぶ。
この辺りから川沿いが直線になるため、
春はさぞかしきれいな桜が見れるのだろう。
黒須田川で唯一汚れていた場所
上流端発見
黒須田川の看板が見れるのもここまで、
突き当りからは暗渠になる。
目の前のトンネル部分が黒須田川の上流端だが
我々は源流を目指してもう少し攻めてみる。
すすき野3丁目6
この先は道路に沿って黒須田川は流れているが
覗き込まないと分かりにくい。
このように、よく見ると確実に川が続いている事がわかる。
どんどん追いかけてみよう!
美しが丘西第二調節池
途中には、美しが丘西第二調節池を発見!
常に川沿いを歩くのは難しいが、
ちょこちょこと覗きながら追いかける事が可能だ。
いつどこで追跡できなくなるかわからないので
川と対面できたらカメラに収めるように注意する。
どうやら、ここが最後の橋のようだ。
(名称はない模様・・)
ここまでなのか・・?
ここから先は畑となり追跡ができないが
源流付近で再び顔を出す事になる。
源流発見
麻生区王禅寺東2丁目の駐車場付近で、
暗渠から水がチョロチョロと流れ出す音が聞こえる。
黒須田川は、王禅寺周辺から水を集めて誕生しているそうだが
明らかに川が始まっているのはこの場所からであった。
日没5分前に到着!ギリギリだった。。
黒須田川は、体感3~4キロ程の距離だった。。