川マニアの子供に付き合う全部歩くシリーズ
今回の拷問散歩コースは
田喜野井川~菊田川を全部歩くに決定!
開渠と暗渠の混じったコースでありながらも
緑道が残っているので想像よりも歩きやすい道のりだ。
薬園台駅→新習志野駅
源流の最寄駅は→薬園台駅
河口の最寄駅は→新習志野駅
実際歩いてみると坂が多いので、
遡るよりは、今回の様に源流から河口に下った方が断然楽だろう。
おはんが池を探せ
まずは源流地点のおはんが池を探す。
住居と車が多く、道は入り組んではいるが駅からは遠くない。
千葉県船橋市田喜野井6丁目2-17 おはんが池
田喜野井川の源流と言われるおはんが池には、
おはん人形が祀られ、お墓があった。
ここは昔、おはん(女性)が溺れ亡くなった場所で
お墓には花が添えられている。
悲しい。。。
おはんが池を覗くと、様々な生物が存在し
ヤゴやカメなどで賑わっていた。
中でもカメは人間に慣れているようで
餌をくれると思っているのかわからないが
普通に近寄ってくるほどだ。
いきなり暗渠スタート
おはんが池からスタートすると
いきなり暗渠から始まる。
しかしながら、暗渠と思われる場所には緑が茂り追いやすいので助かる。
欄干が残っており、確実に川であった事が分かる。
暗渠は、車道を挟んで右に左に位置が変わるものの
見失うことなく追う事が出来る。
一部、開渠になる場所で覗き込むと
案外きれいな水が流れていた。
二宮川合流
おはんが池がメインであるが、
次の見所が二宮川合流である。
合流部分は暗渠化されているが、
周りの状況から、確実に合流地点である事が分かる。
因みに二宮川を上流側にカメラを向けると
以下の様になっていた。↓
かっこいい
ファミリーマートならぬチェリーマート
こちらもかっこいい。
通行禁止暗渠
更に田喜野井川を下ると、暗渠の通行が不可能になる。
住宅の間を暗渠が続くが
一切進入禁止である。
防犯禁止の意味なのか?
車の侵入を防ぎたいのか?
暗渠マニアを追放するためなのか?w
理由は分からない。
暗渠を覗いては回り道をするしかない。
船橋市前原東6丁目付近は進入禁止
いかにも昔に名付けられたと思われる「フレッシュタウン」
閑静な住宅街であり住みやすそうである。
予想以上に住宅が多く驚いた。(人も車も多い印象)
千葉県習志野市突入
更に南に下ると、習志野市に入り
今度は立入禁止が解除され暗渠上を歩けるようになる。
習志野市藤崎2丁目12
「自転車は降りて引いてください」との表示があり、
自転車で滑走しないために砂利を敷いてあるのは頭が良い。
その結果、自転車で通行する人は少ないようだ。
菊田川スタート
知らなければ通り過ぎてしまうが、
千葉県習志野市藤崎3丁目14の位置では
暗渠で、田喜野井川と三田川が合流している。
進行方向(河口)は手前だが、
合流が位置がわかりやすいように、
源流に振り返りシャッターを切った。
この場所で田喜野井川は終了し、菊田川に名が変わる。
菊田川は ほぼ暗渠
菊田川は暗渠のため、止めようと思ったが
あと2キロ程度なので歩いてみる事にした。
何か発見があるかもしれない。
河口に向かうには、総武線と京成線を越える事になる。
千葉県習志野市藤崎3丁目14付近の高架下では
歩行者と自転車がすれ違う”狭い”歩道があるが
事故が多いようで、アスファルトには
「自転車スピード落とせ!」の注意書きが書かれている。
スピードを緩めたくない意識が働く自転車は危険だ。
こんな狭い幅なのに、ベルを鳴らされては不愉快である。
トラックを乗った人が強気になるように
なぜか”自転車が偉そうに”しているのは何様だろうか?
なかには、自転車を押す紳士もいて
ほっこりさせられた♪
(素敵)
確実な暗渠 レアマンホール
菊田川はハッキリした暗渠は少ない。
確実に暗渠と分かる場所は→ほんの一部だ。
特に、習志野市役所横の暗渠は趣がある。
異様なほどクネクネしていて
マニアには堪らないだろう。
マンホールの側面が見えているのは
なかなかのレア現象である。
最後は河口まで直線
この楽しい暗渠が終われば、
あとは暗渠場所が全然わからなくなる。
ここからは、暗渠風のハミングロードを潜り抜け南に突き進む。
ラストは、長い「ふれあい橋」を渡る事に・・・
「ふれあい橋」は残念ながら、両側面が塞がれている為
排気ガスで臭いだけではなく、菊田川が菊田川支川と交わる場所が確認できない。
後は河口に向かうだけであるが、
ここで子供はギブアップし終了となった。