坂川を全部歩いてみた前編はこちら
前回中断した場所から、再度坂川を下ります。
堂の口橋(どうのくちばし)からの眺め
少し先には、坂川と江戸川に流れ出る分岐点があります。
少し近づくと、このような様子。
コアラの謎
この辺りのマンホールにはなぜか
コアラが描かれている。
調べてみると、
松戸市とオーストラリアのホワイトホース市は姉妹関係にあり
昭和59年から設置されたそうである。
また、松戸市立コアラ保育所と名付けられた保育園も存在する。
松戸宿坂川献灯まつり
春雨橋を越えると、
坂川はオシャレな急カーブを描き、
お祭り会場が見えてくる。
松戸宿坂川献灯まつりと書かれた会場は
まるで歌舞伎座のようなお洒落な会場になっている。
やすらぎと恵みを与えてくれる
大自然に感謝のこころをこめて
水と共に生きる町に坂川を拓いた
先人達への敬意を「あかり」に託すまつりである。
2019年開催日程
8月9日(金)・10日(土)
午後3時~9時 松戸宿坂川沿道
春雨橋~松戸神社~松龍寺~レンガ橋周辺
松戸神社に架かる潜龍橋
坂川は釣りが盛んで、至る所に川まで下る階段があった。
小山樋門(こやまひもん)
角町スクランブル交差点の付近には
レンガ状の橋があった。
橋の名を見ようと端に回り込むも
公式の名前は存在しないのか何も書いていない。
その代わりに、板にレンガ橋(小山樋門)と書かれた標識があった。
付近には、土木学会選奨土木遺産と書かれてはいるものの
詳細説明は掲載されていない。
土木学会選奨土木遺産は、
世界遺産のように”認定する”組織のようで
平成28年に認定されたそうである。
認定された理由
明治31年に建設された煉瓦(れんが)造水門は
千葉で現存するレンガ造水門の中で最も古く歴史的価値のあると認められた。
カラスの産卵シーズン
松戸市では、カラスに注意の張り紙をよく見かけた。
カラスの子育てシーズンは
3~7月なので注意しましょう!
という注意喚起である。
カラスは、人間を狙って糞をする賢い鳥なだけに注意が必要だ。
後半に入り、はじめての坂川の看板。
ここから先は、お店は何もないので
セブンイレブンで必要なものは購入したい。
外環自動車道
水戸街道
坂川を追いかけるには、
外環自動車道と水戸街道をくぐる必要がある。
外環自動車道の下を通過
水戸街道
塔(の右側にトンネル有)を目安に迂回
水戸街道の下にはトンネルがあり
右側から回り込む事でトンネルに出会えた。
坂川が綺麗になる現象
トンネルを抜けたあとは、
川が綺麗になる現象に遭遇。
濁っていた川が澄んで見える。
上流側から多くの水が流れ込んでいるが
この水が綺麗なのかもしれない・・。
タバコ被害
名のない橋では、階段にタバコを吸うなの文字があった。
喫煙者は、朝夜と時間と場所に”吸うパターン”があるため
近隣の方が煙に悩まされていたのかもしれない。
相当怒っている。。。
坂川親水広場(坂川親水公園)
さらに進むと、坂川親水広場が見えてくる。
畑の真ん中だけに、異様に目立つ。
平成29年7月22日ににリニューアルされた親水広場は、まだまだ綺麗である。
トイレも2ヵ所存在し貴重な休憩所になっている。
奥にある小さい山に近づいてみると・・
煙がモクモクと出ていて温泉を期待するも、
単なる(夏対策の)ミストであった。
坂川親水広場は、スケボーの練習場と化していて
ガッタンガッタン!と響いていた。
国分川合流
坂川親水広場を抜けると
すぐに国分川との合流地点が見える
合流地点を過ぎてから
上流側を振り返り撮影すると・・
中矢切橋(なかやきりはし)からの眺め
なかなかのカッコよさ♪
ゴールまでもう少し。。
ネギの香りが堪らなく素敵。
江戸川合流まで
目の前の北総線を越えると、
坂川と、右側にある江戸川が合流する。
合流手前は分岐するが、
どちらも坂川なので問題はない。
お好きな方から江戸川合流地点を見に行く。
(江戸川の土手を目指して進む)
我々はインコースの、柳原排水機場側を進んだ。
雨に降られながらも、なんとかゴール。
坂川が江戸川に合流するところを見る事ができた。
後半戦は5.5キロ程度と程よい距離であった。
見どころ十分でなかなか楽しめた。