川マニアの子供に付き合い
川沿いを歩くシリーズ!
今回は番外編で船に乗ってみます。
乗った船は、日本橋クルーズという
日本橋から発着しているお手軽クルーズ。
様々なコースがありますが、せっかくなので
最長の90分神田川コースを選択しました。
(大人2500円 子供1500円)
乗り方やコツ!ポイント
乗船場所は「日本橋」のたもとで
右側の茶色いビルの下に受付があります。
受付会場(滝の広場)について
受付は「30分前までに来てください」
と公式サイトでは伝えてありますが、
半分以上の方が遅れてきました。
(早く来ても乗れないため集合する意味はなかった・・・)
受付を済ませると、乗船券を貰えるので乗船時間まで待ちます。
(出発10分前から乗船開始)
子供のために
「一番前に乗せてあげたい!」
と先頭に並び気合が入りましたが、
いざ乗船時間になると、係員が
「整理券番号順に並んでください」
とがっかり。。
!乗船は整理番号順なので早く来て遅く並ぶが正解!
実は最後部座席が最高だった
整理番号が早いお客さんが乗り込むと
まずは、1列目2列目と前の方から埋まります。
我々は仕方ないので最後部を確保。
座席に座ると、本日の担当のナビゲーターの
Y田さんが地図と毛布を配ってくれます。
普段は時計周りに、
日本橋川→神田川→隅田川の順に進むはずが、
今回は逆周りになるようです。
(なぜ逆周りに変更されたのかは不明:風の影響かもしれません)
本日のコース
日本橋川→隅田川→神田川→日本橋川
トイレは後方
水洗トイレがあるので心強いです!
日本橋を出発!
いきなり怖い!
神田川コース14:00出発!
出発直後に、現在の住みやすい日本に感謝する場面に遭遇する。
なんと、日本橋の裏側は関東大震災の火傷跡が残っています。
恐ろしいですね。
まずは隅田川へ下ります。
手前は湊橋が見えます。
右手側には日本橋水門が見える。
隅田川に合流
広い隅田川に出て左に曲がります。
右側は小名木川入口
(桜見学のクルーズの場合は右に曲がる)
隅田川は広く
とても開放感があります!
完全に遊園地の乗り物のような雰囲気で楽しい。
(隅田川に出ると揺れが大きくなります)
この日本橋クルーズには必ず
ガイドさんが付いてくれるので
その話が非常に勉強になります。
今回はラッキーにも
元気なY田さんで大当たり!
早口でありながらも聞きやすく
多くの情報を伝えてくれます。
マシンガントークは完全に天職です。
若いガイドさんになると
文章を覚えたまま話すので伝わりにくいですが
Y田さんくらいのベテランになると、
台本無しの体験談は非常に耳に入りやすい。
!Y田さんは神ガイド!
神田川へ突入!
隅田川を少し見た後は
細い神田川へ左折します。
Y田さんのガイドが
完全にTDLのジャングルクルーズそのもので
探検ごっこをしているかのような
ワクワクした気持ちにさせてくれます。
神田川に入ると、隅田川でよく見かける
屋形船の船着場が現れます。
良く見ると多くの船にトイレが付いていました。
神田川突入直後は、川幅が狭くなり住宅ゾーンへ。
(迷惑をかけないために)マイクによるパフォーマンスは一時中断。
肉声の案内となります。
後部座席が正解の理由
しばらく乗っていると、
段々と後部座席が正解だと確認できました。
基本的に全員がカメラを使うので、
前にいると100%映り込みます。
もちろん、後ろを振り返り撮影する方もいるので
後部座席でも気が抜けません。
多くの方はモザイク処理をしてくれないので
顔をインスタなどで晒されたくない方は
マスクが必須です。^^
また、橋の上やレストランなどから
カメラを構える方も多数いました。
日本人は優しいので手を振ってくれる方が多いですね。
!映り込みの確率100%!
御茶ノ水峡谷が面白い
秋葉原の万世橋を通過♪
御茶ノ水付近になると
一気にジャングルのような峡谷に変化する。
橋が異様に高くなり、
普段見る事のできない下方からの景色は素晴らしい!
頭の上スレスレを電車が通る体験は子供も大喜び。
運転手さんは、お客の為に船を止め、
電車が来るまで待ってくれました♪
こうらくはしの恐怖
御茶ノ水を越えると次は水道橋。
水道橋駅から東京ドームへ続く
こうらくはしがありますが、これがまた恐ろしい。
ここまでは平和ですが、
橋の裏に入ると、機関銃の跡や
飛行機からの爆撃の跡があります。
Y田さんのおばあちゃんは
アメリカ軍の飛行機が低空飛行で
笑いながら攻撃してくる兵士の顔が見えたそうです。
戦争ダメ!絶対!
日本橋川へ左折
こうらくはしを過ぎると、
すぐに日本橋川との合流地点があるので左に曲がります。
私はてっきり神田川がメインかと思っていましたが
日本橋川も面白いです。
スレスレを楽しむ日本橋川
日本橋川の特徴と言えば
橋が短い間隔でたくさん存在する事です。
低い橋をくぐるだけで面白い。
左が雉子橋(きじはし)で
目の前の小さい水路は、皇居に繋がっています。
Y田さんは、しっかりと江戸城周辺の
石垣について解説してくれました。
一度分解して修復したそうですが、
どうしても隙間ができてしまい
中にコンクリートや小石を入れて接着したそうです。
昔の人の方が精密だったというのは凄い。
面白いのは、石には携わった藩の刻印がある事。
例えば、島津藩が関わったならば○に×の印が刻まれている。
当時は石を遠くから買ってきた為、
途中盗まれる事を防止するために彫られたそうだ。
明治に作られた常磐橋が工事中で、
今しか体験できない一番のスレスレゾーン。
1800個の石を積み直す作業は非常に難しいらしく
いつ完成するかは不明だそうです。
最後は日本橋に戻り終了
15:30着
終了後は、Y田さんや船長、受付まで
丁寧すぎる程に「ありがとうございました」と挨拶してくれました。
安いツアーなのにとても丁寧で逆に申し訳ないくらいです。
Y田さん!ありがとう!