アスペルガーの嫁と仲良くする方法【カサンドラ症候群】

配偶者がアスペルガーだった場合、
ストレスから気が狂う事がある。

アスペルガー本人はマイペースであるゆえに過度なストレスを感じないが
同居する人間は怒りや我慢の日々であり、心に溜め込む事になる。

ジャニヲタの嫁

我が家の嫁は、
毎日ジャニーズのテレビを録画し、
DVDや動画はもちろん、1日8～10時間はジャニーズ関連の映像を見ている。

別にこれは趣味として構わないが、
アスペルガーは断固な部分があり
拘りを繰り返す癖がある。

例えば、食べ物の好き嫌いが多いのはアスペルガーの特徴で、
”まずそうだけど食べてみる”などの挑戦する心が無いのだ。

窓全開事件

最近、やはりアスペだなぁと感じたのが窓全開事件である。

隣の家が建て直すことになり
順番として、まずは解体する事になる。
解体となれば、埃やダニも飛んでくるのは当然予測ができる。

当然古い建物を壊すわけで、
アスベストの危険性もあるし、
単純に埃がすごく、付近の空気は”見た目から”濁っている状態だ。

私「解体側の窓を開けないように」
とアスペ嫁に指示を出すが、

一時間もすれば窓を全開にしているのである。

不思議なことに、アスペルガーは
自分で”これが正しい”と思い込まなければ習慣化してくれない弱さがる。

「窓を閉めてくれ」の注意は30回以上繰り返したが
結局理解してくれなかった。

しかも、アレルギー家系で
全員で鼻が垂れているのに
”解体が原因”と分からないのである。

情報が頭に入らない

家族でテレビを見ていても
度々”話を聞いてないじゃん！”という場面に出くわす。

家族でクイズ番組を見ている場合・・・

クイズが出題され、
子供が答えに気づいたとしよう。。

しかし・・

数十秒後・・・

自信満々！！

おいおい、少し前に言ったじゃねーかよ・・・

人の話を聞いてもすぐに忘れる

頑固な拘り
テーブル上の5種の神器

何十年も直らない事がある。

トイレを流したり、家の戸締りはするようになったが
どうしても直らない事がある。

1.無限ティッシュ

鼻をかんだティッシュを食卓に置いて乾かし
再利用するケチケチ癖である。
ありえないが、やるとしても自分の部屋でやればよいものの
食卓の上に放置するので気持ちが悪い。

2.フケティッシュ

頭をボリボリ掻き、湿ってるフケをティッシュで拭き乾燥させる。

3.箸置き

テレビのリモコンを箸置きにする。

4.放置麦茶

コップは洗わず、何日も麦茶を注いだまま放置する。
本人は、放置したらホコリが入るという心配は考えないようで
丸一日放置した麦茶も平気で飲む。

5.歯ブラシ

通常歯ブラシは、洗面所で使うものだが
食卓の上に置く癖がある、注意しても
食器洗浄機の上や窓枠に置く。

結局→同じことを繰り返す

これらは何百回も言っても直らないので不思議である。

子供の場合は、色々吸収し成長するが
アスペルガーは成長しないというのは未来が無く悲しい事だ。

6.口がものすごく臭い

口臭は自分では気づきにくい部分であるが、
3メートル離れた位置からでもものすごく臭いので
さすがに「すごく臭いんだよ」と何度も教えてあげる。

普通ならば「気を付けよう」「直したい」
などの発想が生まれるが嫁の場合は動かない。
（自分は臭いと思わないから平気という考え）

怒っても優しくてもダメ

アスペルガーには、怒っても優しく注意しても結果は同じで
このような人間とは意思疎通ができないため、
”家族とは何なのか？”悲しくなる時がある。

人間というよりもペット的な感覚になってしまうのだ。

注意するとプイっと怒る場合もあるが
聞いた事はすぐに忘れるので

15分後には回復している。

ノンストレスずるい！

長年一緒に生活していると怒っても無駄と悟り、
一番楽に暮らすには”スルー”する事と理解する事になる。

カサンドラ誰もが通る道

ただ、これは根本的解決に至っていない。
ただ見ぬふりをしているだけであり何の前進もしていないのである。

カサンドラ症候群に要注意

その結果、アスペルガーの配偶者は
カサンドラ症候群に陥ってしまう場合がある。

ストレスが溜まり溢れ出せば
家出をしたくなったり、不眠や悪夢を見るようになる。

今日見た悪夢は、
頭が縦に真っ二つに割れる夢であった。

夢なので当然痛くはないが、誤魔化そうと
接着剤で必死に貼り付けるという疲れる内容であった。

カサンドラ症候群

カサンドラ症候群とは、
同居する人がアスペルガー症候群（ASD）であることが原因で、
心的外傷後ストレス障害（PTSD）などの心身症状が起きている状態である。

当然アスペルガー側はこちらが辛い思いをしている事に気がつかず、
配偶者だけ”ストレス”を溜め続けるのである。

一度狂ってしまうと立て直しが大変なだけに
日頃からストレス解消の場を用意した方が良いだろう。