【カサンドラあるある】同じ空間に居るだけで苦痛説【ペットよりも意思疎通ができないアスペルガー】

我が家には、
積極奇異型＋尊大型が融合したアスペルガー父が居るが、
相手をするのがなかなか大変で
会話が全く噛み合わない。

・話を聞かない
・頑固
・すぐ怒る
・ルールを押し付ける等
亭主関白アスペルガー男子。

ここではイライラ生活の
カサンドラあるあるを紹介したい。

他人に興味がないアスペルガー
家族の話を聞いていない

家族の話を全く聞かないのに
自分のつまらない話は聞かせようとする。

これはとてもキツイものがある。
常に会話が一方的なのだ。

例）母が帰ってきた

例えば、奥さんが旅行から帰ってきたら
普通の夫ならば、「お帰り」「どうだった？」など
土産話を聞くものだが、父は違う。
母が話し始めてもすぐに切り返してくる。

↓

母「ただいまー」

父「あのさー、一人で大変だったよ～
今日は朝から大変でさー洗濯してさー
そのあと宅急便が来てさー（略）」
（と、話さなくても良い無駄話を続ける）

母「それでねー紅葉が・・・

父「今日は落ち葉を掃かないとな～
昨日はさ～すごい風が吹いていてさー
掃除しようかな？するのよそうかな？なんて思ってさー
悩んでさー、雨が降った後だから地面に葉っぱが張り付いて
掃除しにくいかなーなんて思ってさー
どうしようかなーと思ってさー
｜
（略）
｜
結局掃かなかったんだよ（どや）」

母「もういいや・・・」

という、ただ掃除しなかった話を
のばしにのばしてオチもない。
無駄な話が異様に長いのだ。

家族は、何を話しても100％切り返され
つまらない話を押し込まれるのでとても苦痛だ。

このように、アスペルガーは家族に興味がないため、
母「〇月〇日は出かける」
母「〇月〇日は荷物が届くからよろしく」
など必要事項を伝えても、当然覚えていない。

それでいて本人は、
「俺は完璧な男」と思い込んでいる。

単語で反応
↓
エピソードを話す
（何回も聞いた事がある）
↓
がっかり

同じ話を繰り返す父は、
脳にある数少ない引き出しの中から
つまらない話を引っ張ってくる。

積極奇異型が入っているため、
思った事をすぐに口に出すのである。

バスケの試合がテレビに映ると・・・
→父「バスケットのゴール低すぎるんだよ、
もう少し高くしてもらいたいよな！」

飲食店の従業員がマスクを触ると
→父「ほら触った！一番汚い部分触った！」

八村塁が映ると
→父「八村は弟がいるんだよな、今は何してるんだろうな？」
（調べる事はしない）

小さい船が映ると
→父「昔さ！手漕ぎボートが沈んで泳いだんだよ！」
（長い話が始まる）

京都の話題になると
→父「読みにくい漢字の場所が多くてさ、
昔行った時に道聞いても分からなかったんだよ！」

京都弁が話題になると
→父「京都弁は全国から集まる舞妓の
出身地が分からなくするように独自の言葉を作ったんだよ」
（他の説は認めない）

沖縄が話題になると
→父「昔、沖縄に行けば肉が食えると思って
行きたくて仕方なかったんだよ！」
（行ってないのかよ）

以上のように、脳が過敏に反応する”単語”があり
それがテレビや会話で出てしまうと、エピソードを引っ張り出し
言わずにはいられなくなり、必ず聞かせるのである。
（言いたいことを我慢できない＝空気が読めない）

1つの単語に対し1話しか持っていないので、
家族は「あ、また〇〇の話をされる！」とガッカリするである。
※つまらないエピソードを何百回も聞かされる
※何回も話している事を本人は気づかない

父「あ！船か！
船と言えばさー
昔友達とボート漕いでて
沈んだことあってさー
どれくらいだろうなー
半日くらい泳いでさー
船が沈んで
どうしようかなーって
とりあえず泳いでさー
ボートを引っ張りながら
ジーパンのまま泳いでさー
途中、船が通ってさー
手を振っても気が付いてもらえなくてさー
｜
（略）
｜
結局さー
岸まで泳いでさー
ついたら
足が全く動かないのよ
泳いでいる時はいいけど
そのあとは動かないんだよ
それでさー
友達の彼女が心配で車で迎えに来てさー
｜
（略）
｜
なわけよ！」

私「へぇー（聞いたよ）」

※何回も聞いた事があるが、
「聞いたよ」と言うとキレるので
聞いてあげなくてはならない。

反応する単語は決まっているので
家族でテレビを見る時は出てこないように祈るばかりだ。

集中力が無い
記憶力が悪いのに
変な事だけ覚えている

テレビを黙って見れない積極奇異型なので
1分間も黙る事ができない。
（黙るときは寝た時）

落ち着きがなく、全然関係のない話を始めるので
テレビも本も説明書もしっかり見ることが出来ない。

従って、後日同じ動画を見せても
「これは見たことある」と気が付かないのである。

悪口が大好き
プライドが高い
悪口を吐く事で自分だけすっきりする

記憶力が無いのに
自分がバカにされたことはいつまでも覚えており
定期的に自分の嫌いな人の話を持ち出す。

・林家木久蔵が嫌い
・女はダメだ
・知り合いの悪口

悪口を言う事を微塵も悪いと思っておらず
常に自分が”世界一の常識者”という立ち位置。

自分が気に食わない人＝敵として
好き嫌いをハッキリ区別してしまうのである。

女はダメだ

中でも、女全員を一括りにして
「ダメ」と言うのは昔から変わらない。
女性を全否定するのは昭和らしい考えである。

父「女はダメだ！すぐ怒るんだよ！ヒステリックなんだよ！」
（自分が一番短気なのに・・）

父「レジの前で財布出すんだもん、女はバカだよ」
（自分もレジ遅いじゃん・・）

まるで、すべての女性が鈍いという言いようで
相手を下げる事で自分の立場を守る気持ち悪さを出す。

母（女性）が毎日父に耐えている事、
好き勝手に文句言って話を押し付けている事に気づいていない。

周りを傷つけている事に気づかず
傲慢に生きるアスペルガー

自分ルールがウザい
ルールを押し付ける

父「風呂のドアは換気のために5ｃｍ開けとけ」
↓翌日
父「風呂のドアは換気のために7ｃｍ開けとけ」
(日替わりルール）

家族のアドバイスは何一つ聞かないが
父が決めたルールは家族に従わせる強引さがある。
（従わないとブチ切れる）

 

父「紙を捨てる場合はこのように丸めてマスキングテープを巻け！」

母「えー余計にかさばるじゃないの？」

父「うるせえ！従えこの野郎！！」

 

父「風呂が溜まってるか分からないから
この札で伝えるようにしろ！」

母「えー。
掃除した時は蓋を開けてあるから
空っぽってわかるわよ。
今は空焚きなんてエラーで止まるわよ。
お湯の量なんて覚えてるし」

父「うるせぇ！この前、追い炊きしようとしたら無かったんだよ！
この札でしっかり分かるようにしろ！！」

母「何のための給湯器なのよ
・・これでは手動みたい。。
余計に複雑になった。。」

 

このようにルールをどんどん作られ
雁字搦めになっていく。

新しいものを取り入れられない
頭が固い

考え方が古く（新情報を受け入れない）人の話を聞かないので
未だにカセットテープやファックスが主流だと思っている。

・拡張子・MP3・PDF・JPG・アプリ・・・
最近の言葉は何一つ理解できないし覚える気もない。

このような事から、家電に対しても遅れており
知らない事に関してはキレて返してくる。
（分からない事はキレれば解決すると思っている）

防犯カメラを受け入れられない

家族「家の前にゴミを捨てられるし、
年に5回くらい粗大ごみを捨てられるから防犯カメラを付けよう！」
↓
父「そんなの付けたって意味ないんだよ！いらねーんだよ！」

カメラを付ければ犯人発見のヒントになるが
絶対に許可しない。

ナンバーディスプレイ

電話をかけてきた相手が一目でわかる
ナンバーディスプレイは、迷惑電話全盛の現代において必須アイテムである。

特に、両親は勧誘電話に騙されるタイプなので
迷惑電話をブロックできる電話とナンバーディスプレイ契約は必要だ。
しかしながら父は反発する。

母「迷惑電話番号をNGにしたり、電話番号が見れるようにしたいわ～」
↓
父「そんなのいらん！くだらない！いらねーんだよ！」

と、急にキレて一番ダマされる父が導入を認めないのである。

理解できない家電系に対しては怒りで表現する。
(わからないので脳で処理できずパニック）

※パニックになるとなぜかキレる尊大型アスペルガー

母の脱走

いつも父を受け止める強メンタルの母であるが、
毎日、アスペルガー父に振り回されているため、
ストレスは蓄積し、定期的に私のところに不満を言いに来るw

母「また同じ話言うの。
聞いたって言うと怒るのよ。。
変なルール押し付けられて困っちゃうわ、脱走したい・・・。」

そんな母は、最近は「旅行」という
ストレス解消法にハマり定期的に姿を眩ますようになった。

しかし、母が旅行に行ってしまうと
代わりに私が父の世話をすることになり
私は疲弊する事になる。

 

せめて会話くらいは出来れば良いのだが・・・
アスペルガーとの生活は難しい。