連敗記録継続もファンは納得の内容か!?
9回裏には2死満塁とサヨナラのチャンスを迎えたが
残念ながら久しぶりの勝利を味わう事は出来なかった。
これによりオープン戦の最下位(3年ぶり)が確定した。
楽天000 002 010 3
巨人010 200 000 3
楽:辛島、瀧中、津留崎、酒居、高梨 - 山下、足立
巨:鍬原、田原、ビエイラ、高木、澤村 - 大城
勝利こそ出来なかったものの、
監督はじめ宮本コーチが喜んだのが
鍬原の2段階アップした大人の投球だろう。
原監督からサイドスローを勧められ挑戦中であった鍬原が、
ひっそりとスリークォーターに戻していた。
2月にはサイドだったものが3月の試合ではスリークォーターに戻している。
サイドスローに変更する事は、
「一番の武器である”シンカーを捨てる”事になるのではないか?」と
”鍬原は終わった”とみるファンが少なからずいたはずだ。
以前は、150キロの剛速球が持ち味の野間口がサイドに転向し
当たり前のように失敗した過去がある。
あまりにも軽率な判断は、選手の特徴を消してしまう事もある。
過去にサイドの経験あり
鍬原は、小学校の頃にサイドの経験があるため
違和感なく従ったのかもしれないが、
サイドスローはコントロールが良化する反面、
シンカーの落ちが悪くなるマイナス面がある。
ただ、過去と違うのは投球時の無駄な力みが減った事である。
以前はストレート中心で、四球を出す悪い澤村と同等であったが
現在は、力感が無くなり投球の幅が広くなった事が、最近の結果に繋がっている。
腕を上げた事で、左右の球の動きが大きくなり
打者は的を絞りにくくなっている、いわゆる癖球的な投球がハマっている状態だ。
(以前は→「真っすぐだけ待ってれば良い」打者心理で打たれていた)
原監督はスリークォーターに戻してる事に
気づいてなさそうw
これが無能リズムです。
高橋貴よりスタミナありそう
若手中心のスタメン
この日のスタメンは、
開幕が延長した”余裕”がある事で
若手好きには堪らないスターティングメンバ―となった。
プロ野球の世界は、どうしても
ドラフト上位から優先的にチャンスが与えられるため
”湯浅”や”松原”などは挑戦権がなかなか与えられない立場となる。
しかも、首脳陣が推している”若林&山本”が打てない現状、
少しでも安打を重ねれば”大チャンス”がやってくる。
巨人楽天戦スタメン
【楽天】【巨人】
9辰己 5湯浅
8山崎幹 8松原
3銀次 3北村
Dウィーラー 9パーラ
2山下 D中島
5内田 2大城
7小郷 7石川
4黒川 4吉川尚
6小深田 6山本
P辛島 P鍬原
首脳陣側も、ここまで湯浅と北村の頑張り(高打率)を見ているだけに
スタメン上位に固める程、注目している事がわかる。
何で若林落とさないの?
増田大が落とされたのが腹立つわ
まぁ増田大は合格だから
落としたんじゃね?
監督の中では代走枠だし
湯浅4-0 3三振
松原3-0
北村3-1 1犠打
打順上位3人の結果は以上の通りで
首脳陣にアピールする事はできなかったが
将来を期待させるものは見えたはずだ。
守備が上手いのはファーム時代から定評があったが
坂本と交流して以降、打撃が向上中である(パンチ力UP)
山本より打てればベンチ入りも?
原監督のお気に入り選手(中島&大城)とポジションが被る為、
ベンチ入りは難しいが、亜細亜大学の主将を務めた根性は楽しみである。
守備難とポジションが限定されるためチャンスは少ないが、
バットコントロールの上手さと選球眼は
スタメンで出てこそ能力を発揮する。
ファームでは3割打つ能力があるものの、
1軍クラスになると、松本哲のような”ノーパワー感”が目立ってしまう。
巨人にはもう一人重信という外野候補がいるが、お互い足りない部分がある。
守備&肩→松原>重信
長打力→松原<重信
”合体すれば良い選手になるのに説”が出る程である。
パーラの器用さ◎
また他の選手に至っては
段々と開幕に向けて準備が整ってきた事がわかる。
パーラ
→辛島(左)の逃げる変化球を余裕で当てる器用さが見えたのは大きい。
中島
→本塁打を放ち好調を維持。
大城
→巨大な一発が出るも打率の低さで安定感は無い。
今後の練習試合が楽しみに
チームの連敗は止まらなかったものの、
今後は上昇気流に乗りそうな気配がある。
・鍬原が出てきた安堵感
・若手のベンチ入り争いは”横一線”
・1軍予定の外国人の怪我無し
開幕までの練習試合は、より面白いものとなりそうだ。
コメント
ほんとだ戻ってら