3/13東京ドームで行われたオープン戦、
楽天相手に2-3と敗れ、オープン戦チームワーストを
更新し(65年以降)8連敗となった。
楽天000 000 120 3
巨人000 101 000 2
楽:則本昂、宋家豪、ブセニッツ、JT.シャギワ、寺岡 - 太田
巨:菅野、藤岡、古川、高田 - 大城、小林
今までの戦いを見てファンは何を思っただろうか?
私の個人的な意見であれば”いつもと同じ”であり
打てなくても最下位でも何ら問題はない。
オープン戦の成績がシーズンに直結しない理由は
”長いシーズン”であり選手の調子は変動するからである。
打撃陣は監督に任せてOK
もちろん巨人には、セカンド問題や
亀井を越える選手が出てこない問題等はあるものの
現有戦力を最大限に生かす事が出来るのが原監督であり
現在は、(首脳陣が育てたい)山本や若林を筆頭に
チーム内での競争を煽っている状態だ。
いくら若林、大城、中島を好みで使っていたとしても
近年の原監督は”抑制”があまり利かないため
中島が不調に陥れば北村だってチャンスは出てくる。
問題は投手陣
問題は、投手陣である。
先日の先発内定白紙問題で、
益々、野手出身らしい”焦り”が見えてきた。
もちろん開幕が長引く事で、下の選手を試す事は良い事であるが
”実績”という格は重要で、「桜井」と「戸郷」にはローテを与えるのが当たり前である。
先発剥奪、先発シャッフルが本当で
藤岡らに託そうとしているのなら危険だ。
桜井は中継ぎ適正が低いから原が先発に変えたのに戻してどうすんねん https://t.co/4dvfdoDAVm
— ロック (@Red_Reb_Rec) March 12, 2020
桜井を先発で使おう。彼のようにいろいろな球種を組み合わせて打ち取るタイプの投手は『5回を3点で抑えてこい』と送り出した方が力を発揮するのではと思っていた◆2019年6月1日、宮本コーチに告げた(2019年9月22日、スポナビ、鷲田康氏の記事より)
— 原辰徳bot (@hatatsunori_bot) March 12, 2020
データは重要
投手経験のある人間や、
長い間巨人の試合を見ているファンならば
”記憶に残る嫌なデータ”というものが脳裏に存在しているはずだ。
・何度も贔屓されながら1軍を帯同し
大切な試合で打たれ、プレッシャーの無い敗戦処理では躍動する宮國
・調子が悪い時期は四球で自滅する澤村
・則本を手本に本格派を目指すも制球が悪く
悪い時の澤村同様に、平均2イニングに1個の四球を出す古川
・1イニングに1個四球を出す藤岡
などなど、選手の実力と傾向はなかなか崩れないものだ。
従って、今回(桜井や戸郷が炎上したからと)
焦って下の投手を探っても、なかなか新たな先発は生まれない。
活躍できない投手は制球が悪く四球が多い(運任せの投球では好結果が続かない)
藤岡、古川、高田の中では、高田が一番球を操れていた◎
敗戦処理の重要性
シーズンは長い。
投手陣であれば敗戦処理を上手に運用しなければ、
中日の又吉や田島のように負担をかけてしまう選手が出てくる。
ストライクを取れてリード時にはメンタルの弱さが出てしまう宮國はビハインド専へ
同様に、調子の起伏が激しい困ったらストレートの古川も同様にビハインドに相応しい。
よく言えば便利屋、悪く言えば使い捨て。
勝てる試合を勝ち、負け試合は上手に消化する戦術は
常勝軍団を形成するうえで不可欠だ。
去年、優勝に貢献した先発を
アッサリ剥奪しては忠誠度はガタ落ちだ。
不幸にもコーチ陣が監督に”強く言えない立場”なだけに
独裁政権であれば投手から崩壊してしまう事になる。
ある意味、今の時代
先発は6枚はもちろん7枚でも構わない。
長いイニングを確実に投げられるのが菅野だけである現状、
巨人は分業制で怪我無く回すのが基本になる。
また、今の時期育成選手を投げさせているようでは編成も失敗である。