ソフトバンクに大敗
初回、将来のエース候補の戸郷が大炎上し
いきなりがっかりしたファンも多いだろう。
ソフト502 300 00X 10
勝 ムーア 3試合 2勝 0敗
負 戸 郷 2試合 0勝 1敗
投手リレー
巨:戸郷、高田、ビエイラ、デラロサ - 大城、小林
ソ:ムーア、古谷、津森、岩嵜、森 - 甲斐、高谷
しかし環境って大事だな
バレンティンがイキイキして良い顔してた
オープン戦だからw
ってのが通用しないくらい弱いな
ソフトバンクは、スコアラーをはじめ
選手個人に”詳細なデータ”が共有できるシステムがあると言われているが
今回は、戸郷のカウントを取りに来るストレートを次々と弾き飛ばされた。
宮本投手コーチ
「戸郷は直球打たれたらまた直球でいったろうってとこがある。大胆にいく時と繊細さ。繊細さを19歳に求めるって難しいけど引くことも必要だよと。今日は焼きを入れなきゃいかんすね。九州ラーメンもいいけど、あいつは焼きラーメンだな。ローテーションで回ってもらわないと困るしね」— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) March 10, 2020
これは球団による戦略なのか?
はたまた個々の選手による判断なのか?
分からないが、どちらにしてもソフトバンクが強い事には変わりがない。
普段のセリーグであれば、フォークで次々と空振りを取れていたが
今回のソフトバンク打線は簡単に見切っていた。
もちろんカウント球にストレートばかりを
要求した大城にも落ち度はあるものの、
ミスなく打ち返すソフトバンク打線は無敵に見えた。
もちろん長い目で見て欲しい
戸郷のキレのある球があっさり打ち返されたことはショックであるが
同時に、ここまで炎上したのは初めてであり
今の時期で良かったと考えることが出来る。
キャンプ当初から”絶好調”であったために、
現在は下り坂であると思えば、開幕戦が延期されたのもチームとしては良かったともとれる。
投手コーチ&首脳陣の酷使問題
最近、投手コーチによる投げ込み指令が問題になっている。
高橋優貴をはじめ投げ込みでの疲労が怪我に繋がっている事から
宮本コーチを始め、古い仕来たりの
「投げ込みを強要させている説」が浮上している。
中川もベンツも
投げ込みさせたんじゃね?
松坂みたいに強くて
投げ込める選手なら良いけど
全員に同じ事させてそうで怖いわ
宮本投手コーチ
「高橋は140球の投げ込みしてから中3日、ボール自体走ってなかったので早めに交代させました。どこが悪いとかはないです。我々がサイドブレーキを引かないと。沼田は凱旋登板で良かったね。與那原と2人でライバル心持って。2人が2桁背番号を背負う、それは近くなってる。期待してます」— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) March 3, 2020
昭和世代の投手と言えば、投げ込みや走り込みを重視する傾向があり
体を酷使する事で強い体と精神力を養ってきた。
しかしながら、現代は”投手は消耗品”という
長い間蓄積されたデータから、近年のコーチ程
選手に無理をさせなくなってきたのである。
あの桑田真澄氏であっても、
「コーチになったら完投させる投手を作る」
と語るほどであり、自分が通ってきた道を
押し通すコーチが居ても何ら不思議ではない。
ただ、今の選手たちは若い頃から
”酷使する事を前提にトレーニングしていないために”
プロになり急に酷使されれば壊れて当然ではないだろうか?
特に、高橋優貴の去年の姿を見れば大体の能力は見えていたはずだ。
数回ローテで回れば球威が落ちてくる事が見えたのは明らかであり
それを投げ込みで埋めようとする意図は分かる。
しかしながら、投げ込みの後に
中3日で登板させるなど、昭和脳の根性論では
今の時代、シーズンを通して無傷でいられる事は難しい。
あの今は亡き近藤貞雄監督(日ハム)は
1989年の時点で「投手は消耗品、大切に使う」と明言していたくらいである。
特に原ジャイアンツは尾花投手コーチの時代から
中4日~中5日を頻繁に行っていた常習犯である。
1度失敗したら即ファームという目先の勝利だけではなく
将来性のある投手を”怪我無くローテで回す”
余裕が欲しいのは私だけではないはずだ。