3/8 甲子園球場にてオープン戦(無観客試合)が行われた。
阪神 100 020 010 4
巨:ディプラン、鍬原 - 大城、炭谷
神:青柳、岩貞、小野、守屋 - 坂本、原口、藤田
面白い存在のディプラン
この日先発したのは育成のディプランであったが、
意外にも上手に打ち取る投球を見せていた。
ディプランの特徴は、デラロサやビエイラのような
綺麗なドスンというストレートではなく
良い意味で球筋が汚く打ち取る投球であった。
打者目線で考えても、カットやツーシーム系の球で左右に揺さぶられ
球筋が見にくく→1~2打席では対応しにくい特徴がある。
ストレートのタイミングで待っていればよかったクックとは違い
球速以上に打ちにくいのは収穫だろう。
外人の怪我や先発が不足すれば
急遽、昇格の声がかかる可能性がある。
鍬原が好投?
鍬原は炭谷とコンビを組み内容が良かった。
しかしながら、元々コントロールが悪いだけに
結果が安定しない傾向がある。
従って、今回の結果だけでは満足できないのが正直な所だろう。
ただ、本人から先発を志願してきただけに”手ごたえ”があるのだろう
150キロ近いストレートを投げ込んでいただけに
現在の調子の良さを伺わせる。
斉藤雅樹まではいかなくとも、平良以上にはなってもらいたい所だ。
パーラ 一発回答
左のパーラに対し、与し易い青柳投手であったが
初対戦にも関わらず、アジャストして自分のスイングが出来る辺りは流石である。
低い球の対応能力が誰にでも伝わる程のファウルをはじめ、
粘った後には、痛烈なヒット(ゴロでライトフェンスまで到達)
と流石の一面を見る事ができた。
体調さえ万全であれば、
岡本が残したランナーを一掃してくれるマギー的な働きが出来る事だろう。