川マニアの子供に付き合い
川沿いを歩く拷問シリーズ。
今回は、埼玉県の大場川という
あまり有名ではない川を攻める事になった。
このように日頃から川に接していると
全国に”同じ名前の川”が多い事に気づく。
今回の大場川に関しては、
簡単に調べただけでも
大場川 (神奈川県)(おおばがわ)
大場川 (埼玉県)(おおばがわ)
大場川 (静岡県)(だいばがわ)
以上の3つが存在した。
埼玉県の大場川沿いを歩く
大場川は、埼玉県吉川市川野付近に起点がある。
最寄駅は吉川駅になるが、駅からは距離があるため
北口から吉05のバスに乗り、永田公園東駅で下車すると良いだろう。
起点の位置が・・・・
吉川駅の北側に位置するきよみ野周辺は
整備されていて、新しい家が多く綺麗な街並みである。
吉川と言えば思いつくのがナマズで
横断歩道にはナマズのオブジェがあった。
起点の水は意外な所から
一級河川大場川起点
大場川起点には石碑があり
見た目では、いかにも鍋小路用水路から
水を貰っているように見えるがどうやら違うようだ。
実際に近づいて確認すると、
鍋小路用水路の裏側に謎の水路があり
そこから鍋小路用水の”下を潜り”大場川が始まるようである。
謎水路→水質が悪い(白い)→大場川の起点
鍋小路用水路→水質が綺麗(透明)
大場川はいきなり水質が悪く、
水は白濁り、お世辞でも綺麗とは言えずとても汚い・・・。
これからのんびりと下って行こう!
はじめは迂回多し
スタートして2.3キロ程度は、
川沿いを歩く事は不可能であるが
後半は歩道があり歩きやすくなる。
しばらくは、きよみ野の住宅街を進む。
住宅街の一本外側は、速度の速い車が走り抜けるため
対策として、住宅街入口には
速度を落とす工夫(レンガ)がされているのは素晴らしいと感じた。
期待していなかったが・・・
はじめは大場川を期待していなかったが
歩いてみると地形の変化も多く楽しい。
吉川運動公園では、
偶然にも草野球場の芝刈りを見る事ができた。
グランドの横では、
目の前で大場川を見れるポイントがある♪
綺麗ならば、触りたいところであるが
とても汚れているので見るだけにした。
ネオポリス第三公園には
小便小僧があった。
中井沼公園
大場川ではカモを見る事はなかったが、
中井沼公園ではカモが集まっていた。
都内の場合は、エサに期待してしまうカモが多いが
この辺りの住人はエサをやらないため環境を守っている。
エコパークとは?
中井沼公園を越えるとすぐに
エコパークとやらがあるが、
一体何?かと思い見てみると
バスケやスケーボー等で遊べる広場が用意されていた。
この広場は、増水時には調節池として利用されるそうだ。
工場地帯に注意
ここから先に進むには、
工場地帯を通り、迂回しなければならない。
ほぼトラックしか通らない通りは非常に怖い。
空気も悪い為、なかなか大変だ。
何故かハトの小屋が・・・・
西大場川合流
吉川市中島3丁目付近で、西大場川と合流。
三吉橋から上流に向けて撮影した画像
この辺りは、案外釣り人が多く
濁っていても魚は釣れるようだ。
もしかしたらナマズが釣れるかもしれない?
水車が回るナマズ養殖場を発見!
2万匹ものナマズを養殖しているそうである。
やっと看板が
ここにきて、はじめての大場川と書かれた看板を発見!
東大場川合流
今度は東大場川が現れる(↓画像は東大場川)
大場川同様に、合流する東大場川も十分に汚れている。
畑に繋がる怪しい橋を
おばちゃんたちは涼しい表情で渡っていた。。
東大場川と合流した地点で、
大場川の管轄が、三郷市へと切り替わる。
常磐自動車道を潜る。
丹後橋を過ぎると、中間地点の三郷駅までもう少しだ。
めぐみの湯(大場川沿い)
前編は三郷駅付近で終了となるが、
三郷駅手前の川沿いには早稲田温泉があり経由した。
茶色の本物の泉質でありかなり良かったのでおススメである。
また三郷駅前の味道苑という焼肉屋も絶品である。
※後半はまた次回、報告します。