4/13 東京ドームにて対ヤクルト戦が行われた。
巨人10113000X 6
勝菅野 3試合 3勝 1敗 0S
負小川 3試合 3勝 1敗 0S
投手リレー
ヤ:小川 大下 風張-中村 松本直
巨:菅野 中川 宮國-小林 大城
本塁打
ヤ:山田哲2号
巨:坂本3号 亀井2号
ドームを驚かせたのがオーダー発表だった。
巨人ファンの間では”1番尚輝”が当たり前であったが
この日の1番は田中俊太であった。
通常の原監督であれば、
ビヤヌエバの部分に(小川と相性の良い)
田中俊を入れてくるものと思われたが、
吉川尚の代わりなだけに、
コアなファンは怪我を想像した事だろう。
6坂本
8丸
3岡本
9亀井
5ビヤヌエバ
7ゲレーロ
8小林
9菅野
腰痛でスタメンを外れる
その後、吉川尚は腰痛である事がわかった。
腰痛というのは、再発する傾向があり
日々のケアをしながら一生付き合わなければならない。
巨人で腰痛と言えば、前監督の由伸や坂本のイメージが強い。
鉄壁の二遊間(坂本&吉川尚)であっても、
両者腰痛持ちの為、いつ離脱してもおかしくない状況なのである。
田中俊太の存在が大きい
このような事から、
サードとセカンドを守れる田中俊は
首脳陣にとって欠かせない存在であり、
常にレギュラーと遜色ない選手は準備しておきたい。
ノーパワー俊太いらねー。
ビヤの代わりに俊太使うのはつまらない
一発が無いとだめだよ。
いつもセカンドゴロなんだよなw
田中俊は地味な故に、批判されることも多いが
・控えの中では守備が安定
・セカンド&サードが守れる
・選球眼が良い
・実は長打がある
・どの投手に対しても対等に戦える
などの良さがある。
特に、出場機会が少ないながらも、
持ち前のセンスで、初対戦投手に
タイミングを合わせる事ができるのは心強い。
山本じゃだめなの?
山本だったら、
ジャンプしながらの
ファウルや悪球打ちだろw
増田は?
まだ実績無いからな。
田中俊>吉川大>増田大の並び順
北村はサード限定だけに今は修行
田中俊太の器用さ
足を高くあげる打者は器用な打者が多い。
器用であれば、いくら足を上げても
タイミングを取る事ができるのである。
(例:高橋由伸)
この日は5打席回ってきたが、
相手が小川投手という事を考えると
とても十分な結果であった。
・1打席目は粘った末の三振
・2打席目は田中俊に球数を使うまいと
ストライク付近に3球投げた小川
・3打席目持ち前のバントの上手さ
(2018年の失敗は1回のみ)
・4打席目持ち前の長打力
・5打席目持ち前の選球眼
守備優先ではあるが打撃センスもあるため
内野のサブとしては申し分ない。
案外ホームランが打てる
また、田中俊は”単打タイプ”と思われがちであるが
実は社会人時代からホームランは多く、普通に長打を放っていた。
吉川大機も二塁打多いんだぜ
舐めてもらったら困る。
一番得意なのは高めに入ってくる変化球を
ライトに引っ張るのが、俊太のツボであり
外の球はレフトに弾き返すが、思いのほか良く伸びる傾向がある。
原監督のスタメン組み立て
原監督は他の監督に比べて
選手の調子を重視する監督である。
第一第二政権時代も、ファームに足を運んだように
全員の調子を把握する努力を怠らない。
特に試合前のバッティング練習を良く見ており
この日のスタメンは、(現在の調子からは三振しか見えない)
陽を外して亀井を入れてきた。
その亀井は、小川投手との相性は
(2018年)14-1と悪い方であったが、
現在の陽を入れるよりは結果が出やすと読んでいた筈だ。
(結果:3-1※4回に本塁打)
小川投手の特徴
小川投手は球が速いのはもちろんであるが
とにかく低めを丁寧に投げる印象があるだろう。
毎回当たり前のように抑えられる印象があり
この日の田中俊や亀井のような存在は邪魔になった筈である。
それ故にビヤヌエバのノーヒットは
原監督もファンも想定内であったが、
今後も考えてスタメンとして出場させた。
(2打席で交代)
ゲレーロはギリギリ維持か?
ゲレーロは18打席ヒットが出ていないが
高めの釣り球と外角低めのワンバウンド
に対して、なんとか踏みとどまっている状態だ。
これがなんでも振り回すようになったら
再度、原監督の直接指導が必要になってくる。
ゲレーロは調子の振り幅が大きいだけに、
ビヤヌエバが安定してくる事が
今後の巨人にとって大事になってくる。
球団の考えとしては
ゲレーロは今年までと考えており
ビヤヌエバがある程度の目処が立てば
(ロペスを放出した二の舞にならなぬように)
長期雇用になる可能性がある。