【原監督】チーム好調時に1試合を捨ててしまう「澤村の無駄使い」自滅癖

隙を見せたら連敗街道の入口

現在、巨人軍はメルセデスヤングマン
入れ替えながらやりくりしているため
この日のDena戦は、澤村の先発となった。

2019/4/7
巨人 101000000 2

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もちろんメルセデスヤングマンを落とさずに回したいのは山々であるが
ビヤヌエバの順応”という目的もあるため
(外国人枠の問題)このような余裕を持ったローテになった。

ただ、これは決して悪い事ではなく
長いシーズンを考えれば、まだまだローテを詰める時期ではない。

この日の収穫はビアヌエバの2安打
(打席内では少し後ろに立つように修正していた)

先発澤村でファンが不安

ローテの候補には今村の名があったが、
開幕直前の乱調により白紙にされ、澤村にチャンスが回ってきた。

澤村先発を聞いた時に、コアなファンならば
「連勝が止まりそうだ」と想像した方は少なくないはずだ。

特に今回は、クローザー失格からの
先発復帰だけにしっかりと準備できたわけではない。

しかも近年の不調から(昨年の前半は良かった)
スイスイと抑えるイメージが湧かないはずである。

澤村の特徴

澤村の武器は早いストレートスプリットスライダーであるが
近年では空振りを取れなくなってきている現実があり、
澤村を見ていた方のイメージは
・力みが入った投球
・球種の少なさ
・遅いボールを使わなくなった
・球数が多い
・四球が多い
・守っている時間が長い
などの印象がある。

また、立ち上がりが非常に悪く
先発をした場合、初回に点を取られる事が多い。
そして、安定して投げていたとしても四球が多いため
リズムが悪い投球となり、失点に結び付いてしまうのである。

与四球の多い投手

巨人の中で与四球の多い投手と言えば
澤村今村鍬原が思い浮かぶ。

実はイメージだけでなく
数値で出しても実際に四球が多いことがわかる。

与四球率の比較

例えば澤村投手の(直近3年)
与四球率は以下の通りである。

澤村拓一
2016 2.76
2017 2.72
2018 2.03

この2.03という数値は、
平均2.03イニングに1個四球を出すという値である。

!巨人の中では断トツに与四球が多い!

ちなみに、入団当時の澤村投手は
現在よりも四球を出さなかったことが数値で分かる。
2011 4.44
2012 3.12
2013 3.67

他投手の与四球率は?

巨人の先発陣を中心に与四球率を算出すると
四球を出さない=勝利へ直結する事がわかる。

菅野智之
2016 7.03
2017 6.03
2018 5.45
CCメルセデス
2018 5.75
田口麗斗
2016 3.30
2017 4.35
2018 3.18
※キャリアハイの2017年では、4.35という数値で収まっていた。
山口俊
2016 3.13
2017 登板機会が少ないためデータ化不可能
2018 2.56
※基本的に四球が多く、イメージよりも
防御率が悪く勝ち星が付かない。

巨人の中で与四球が多い投手

また、澤村同様に与四球が多い以下2名は
当然ながら突然の乱調を誘発してしまうタイプに位置づけされる。

今村信貴
2016 2.13
2017 登板機会が少ないためデータ化不可能
2018 2.96
鍬原拓也
2018 1.58

球が速いのは魅力的であるが、
コントロールが悪い投手は、監督側として非常に使いにくい。

ただ、その他に先発投手がいない事も確かである。
開幕ダッシュには成功したが、今後
投手が1人欠けるだけで十分に不安である事は間違いない。

また、ファームでは高速ストレートで制圧できてしまうため
澤村、今村、鍬原の3人のファーム結果はあまり参考にはならない傾向がある。

この日は、悪い流れを作ってしまった。
今後巨人の連敗がスタートしないか心配である。

追記:連敗が始まる

翌日、対Dena戦にて連敗を喫した。
6連勝後で余裕はあるものの、悪い流れになってしまった。

投手に関しては(澤村とは違い)の為
”伸びしろ”がある分、投資という考え方ができるので、この敗戦は無駄ではない。

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コメント

  1. 二ノ より:

    沢村見てると疲れる
    まだ野上で打たれた方がマシ

  2. 匿名 より:

    イマムーも全然成長しないな
    沢村も今村も振ってくるパ・リーグ向きか?