田口麗斗投手が打たれるようになった理由とは?もう通用しないのか?

田口投手が中心選手として活躍していた頃
ファンの間では「球が速くないのに何故抑えられるのか?」とよく言われていた。

あの頃はキレがあったんだろうか?

コントロールがあまりよくないのに
何故か抑えていたよな。

慣れてなかっただけじゃね?
フォームが正直すぐる。
山本昌のように変態にすべき。

でも、ノムさんは針の穴を通すコントロールと
絶賛していた時期もあったんだよな。

そんなこと言ったら
内海は何で抑えていたの?

あれは違反球(飛ばないボール)だし
制球力もあったな。
何より田口にはないチェンジアップがあったし。

投手の場合、「キレ」という
便利で曖昧な言葉で片付けられることがある。

確かに、野球経験者の立場からすれば
実際に打席に立ったり、真後ろからの投球を
見なければ現場の雰囲気は感じ取る事は出来ない。

ただ、単純に当時から
ストレートの速度はあまり早くなく、
球種も少ないことが特徴であった。

また、”新鮮さ”があれば武器になり、
研究されてからがプロの本当の勝負となるため
田口投手に慣れた打者が増えたのが一番の原因であると考える。

田口投手の近況

現在の田口投手はファームで調整中であるが、
3/31の登板の結果は、対ロッテに対し
5回6失点という内容であった。

ただ、ファームでは内野のエラーが多い事から
失点=投手の責任とはならない。
しかしながら、田口のストレートが簡単に捉えられていたのは事実である。

特に、若手の成長株安田尚憲には
ほぼ完璧に捉えられていた。(HR含)
対左であるが、流石の大物感を漂わせていた。

また、他の打者においても強い当たりを返されていた。
打ち取った当たりであっても、外野の前まで飛ばされるあたり
球威という点で物足りなさが残った。

球種が増えていない

田口投手の特徴として、
入団時から球種が少ない点が挙げられる。
統計上、チェンジアップ系が7~8%ほどあるが、
基本的には、ストレート系又はスライダー系を中心に投げるスタイルである。

打者からすれば、ほぼ2拓の選択肢になり
何よりフォームが綺麗である事から、球筋が見やすいように映る。

右打者の心理からすれば、三振の怖さがなく
ある程度優位な気持ちで臨めるのではないだろうか?

遅い球でも活躍する選手

遅い球=活躍できない訳ではない。

現に、星野(元オリ)、下柳(元阪神)
石川(現ヤクルト)とコントロールを生命線に
中心投手として働く事は可能である。

星野伸之投手(オリックス)

星野投手のストレートは、
球界最遅の120キロ台と稀にみる遅さであったが
変則フォームと、カーブをはじめとする変化球と制球力に、打者は三振の山を築いた。

下柳剛投手(阪神タイガース)

下柳投手は、日ハム時代は速球派であったが、
見事な制球力を手に入れ阪神で活躍した。

特に低めへのコントロールが抜群で、
左右の揺さぶりよりも高低の揺さぶりで打者を翻弄した。

特徴としては5回までは持つが、
以降はスタミナに陰りが見え始め、
球が浮きだすと捉えられて失点に結び付く傾向があった。

球の遅い投手は、少し甘くなると
一気に大量失点の可能性があるので降板のタイミングが重要である。

石川雅規投手(ヤクルト)

石川投手の特徴は、なんといっても
多彩の変化球コントロールだろう。

田口投手はほぼ2種類に対し、石川投手は
均等に7種類の球種を投げる傾向にある。
偏りの無さは打者に球種を絞らせない。

現在の田口投手は体を絞り調整しているが
なかなか結果が出ない状態で苦しい事だろう。

苦しんでいる田口投手

ファームの登板ではヤジに対し敏感に反応するなど
フラストレーションは、相当溜まっているように見えた。

伸びしろがないのかな?

何か武器がないと苦しいだろ?
真田のように限界が見えたのか?
大竹のように沈む球増やしてほしい。

現在のままで一軍に上がっても
正直捉えられてしまうだろう。
しかも、オフから多く投げ込んでいるため
疲労も十分に溜まっているはずだ。

今後は、制球力を向上させるのか?
球速をアップさせるのか?球種を増やすのか?
フォームから打ちにくさを追求するのか?
田口の進化に期待したい。

追記:4/16のファームで先発をしたが、
杉内のように緩いフォームから
強く早いストレートを投げていたのは印象的だった。

以前より確実に状態はUPしているが、
いかんせん球種が少ないため、
ファームとはいえ強い当たりを弾き返されていた。

キレの良いストレートがあるだけに
野上や大竹のような、打ち損じの可能性が高まる
ツーシーム等を取り入れれば投球の幅が広がりそうだ。

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