国内FA制度 プロテクトリストのルール ランクや補償金

FA制度は定着しシーズンオフの風物詩になったが
プロテクトリストが公表される事がないため、
微妙なルールが把握しにくいのも確かだ。

ここでは2018年の例を出しながら、
FA制度のルールをQA形式で学べるようになっている。

FA制度のよくあるQA

Q 何人守る事ができるの?

28名を守る事ができる。

Q 28人のプロテクトに外人やドラフト選手は入れなくていいの?

ドラフト選手と外人選手は他球団は獲得する事ができないため、
プロテクトリストに入れる必要が無い。
また、シーズンオフに入団した選手(2018の巨人の場合→岩隈&中島)も
シーズンを過ごしていないためリストに入れる必要が無い。

Q 巨人は広島から、西武から炭谷を取りましたが、
人的補償で取りたい選手が同じの場合はどうするの?

プロテクトリストは各球団に別の物を作る事ができるが、
欲しい選手が重なった場合には、同一リーグ(この場合は広島)が優先権がある。
2018年の例では広島よりも先に西武が内海投手の獲得を決めたが、
決定前に、広島に連絡(内海を取る予定がないと確認)している。

Q FAで出て行かれた球団は、相手球団から
金銭か人的補償を取れるそうですが、人的補償でも金銭を貰えるのですか?

人的補償を選択しても+金銭を獲得出来る。
Aランクの選手の人的補償は+年俸の50%
Bランクの選手の人的補償は+年俸の40%

Q 丸選手は2億1000万円の年俸ですが、
もし金銭なら球団にいくら入るのですか?

年俸の80%にあたる1億6800万円が広島球団に支払われる。
人的補償を選択した場合は補償選手+50%(1億500万円)になり、
差し引き、6300万円以上の価値がある選手を狙う事になる。

Q プロテクトリストは球団ごとに変えてもいいの?

構わない。2018年の例であれば
巨人は、広島西武に対し別のプロテクトリストを提出している。
これにより、対戦の少ないパリーグに対しては投手を
対戦の多い同一リーグには野手を外すなどの戦略が出来る。

Q 球団には28名のリストが届くの?

実際に届くのは28名を覗く獲得出来る選手の名簿になる。

Q 巨人やソフトバンク、阪神が有利じゃん!ずるくない?

FA制度は選手会が獲得した制度で、
選手側が希望した選手側の唯一の武器である。
希望球団への移籍年俸アップの両方を得られるため
選手生命の短い選手にとっては貴重な権利と言える。
そして、取る球団がなければこの制度は無意味になり
選手が主張する活性化(給料アップ)が起こらない。
それゆえ必然的にお金が使える球団が選手を得る機会が増える。

Q 広島ばかり選手取られるのはずるくない?

球団には方針があり、黒字を優先する広島をはじめ
赤字覚悟の経営、優勝を狙う方針と違いがある。
広島の場合は”毎年黒字”にする方針があるため、
新人の初任給さえも他球団の半分近くになる。
(根尾1500万、小園800万)
このような事があるため広島からの移籍が増える。

Q FAで何人も獲得していいの?

A、Bランクは合わせて2名まで、Cランクは何名でも獲得が可能。
ただ、例外もありFA宣言者が多い場合は緩和される。
FA選手21名以上30名以下の場合→3名まで
FA選手31名以上40名以下の場合→4名まで
FA選手41名以上の場合→5名まで

Q ABCのランクって何なの?どのように分けられているの?

成績ではなく、球団内の年俸ランキングで決定される。
外国人を除く年俸上位3位までの選手(Aランク)
外国人を除く年俸上位4~10位の選手(Bランク)
外国人を除く年俸上位11位以下の選手(Cランク)
ちなみにCランクは補償が不要になる

Q 2回目のFAで移籍の場合は、かなり歳だし
人的補償+金銭では取る側が損ではないですか?

FA制度には細かいルールがあり、劣化に対しても想定されている。
<2回目のFAの場合>
Aランクの場合→人的補償+年俸の25%
Bランクの場合→人的補償+年俸の20%

※何かあればまた追記する

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