【巨人】炭谷の補強は正解なのか?

2018年オフ、日本代表の
小林誠司選手がいるにも関わらず、
読売巨人軍は、FA宣言した炭谷銀仁朗選手を獲得した。

小林捕手はまだ若く、巨人で長く
レギュラーとして君臨すると思われたが
どうやら原監督の考えは”レギュラーは炭谷
の方向で考えているようだ。

監督が現役時代の西武は強かっただけに、
中島+炭谷獲得は西武アレルギーではないか?
と、獲得時にはSNS等でささやかれた程だ。

確かに、リード面に関しては1日の長があるかもしれないが、
肩は小林選手が圧倒的で、打撃面では少しだけ炭谷がリードか。

新聞には打てる捕手炭谷と書かれた事があるが
バッティングに関しては実は大差が無い。

直近3年間の成績

炭谷
2016年 .218 1本
2017年 .251 5本
2018年 .248 0本

小林
2016年 .204 4本
2017年 .206 2本
2018年 .219 2本

盗塁阻止率
炭谷 .354
小林 .375

※意外にも盗塁阻止率は遜色ない。

首脳陣との不仲説

2018年シーズンの小林選手の器用法に
疑問を抱いた方も多いだろう。

急にレギュラーから外され、大城器用一辺倒になったり
小林選手をいじめているのでは?と感じる程、
首脳陣と小林選手の間にを感じた。

ファンの間では・・・

またいじめているのか?
絶対FAで出て行かれるぞ。
そんなに嫌ならトレード出してやれよ。
バント出来ないんだから無理にやらすな。
8番に遅らせて9番勝負とかおかしくね?

など、ファンもテレビを通じ、不穏な空気を感じ取っていた。

FA流出の危険性

契約更改では119試合に出場したにも関わらず
600万円しか上がらず少々可哀想であった。
何より体が強く多くのイニングを任せられる小林は貴重な存在だ。
勝手な想像だが、おそらくFAで出て行く可能性は90%以上と見ている。

本当にリードが悪いのか?

捕手にはいろいろな考え方があり、
結果論というOBもいれば、リードの重要性を説く場合も多い。

小林選手のリードはストーリーが無いという説がある。
以前、阿部選手との会談の際に、
「お前(小林)は、田口をリードする時に、
インハイとアウトローしか要求してない。」
と言及された事がある。

なるほど、捕手というものは常に相手を考え、
過去の配球も覚えているレベルなんだと関心したファンも多いだろう。

小林選手のイメージとは?

小林選手にはどのような(実力以外に)
イメージを持っているだろうか?

・長嶋さん訪問時に、一人だけ帽子を脱がなかった。
・注意されている時にクロワッサンを食べていた逸話
・強靭なメンタル(深く考えない)
・マイペース

ファンは色々なイメージを持っているが、
このようなゆとりイメージが”仮に”正解だとすると、
古い人間(年配のコーチ等)とは
意見や姿勢が食い違ってくるのではないだろうか?

阿部の存在

驚いたのは炭谷選手の獲得だけではない。
なんと、阿部選手が2019年は”捕手で勝負する”と誓った事だ。

一塁から見ていて「俺なら違う攻め方がある」と感じていたそうだが、
特に広島打線に対しての配球にはヤキモキしていたようだ。

そうなると、一軍捕手登録は炭谷、阿部、小林の3名となり、
今年2番手だった大城選手は捕手での出番がほぼ無くなる。
その為、外野コンバートも視野に入れなくはならず、
更に、評価の高い岸田は完全にファームに埋もれてしまう事になる。
(プロテクトを外されたら大損害である)

このような事から、更に下の位置の
宇佐見、田中貴の両選手はプロテクト外が予想される状況だ。

来年、會澤取ったらいよいよ巨人はおかしいよ。
もう捕手集めやめろ!何人取っても1人しか出れないんだぞ!

打順の問題

阿部選手の高レベルの打撃に対して
他の捕手は当然劣る事になる。
阿部捕手の場合の打順他の捕手の場合では
下位打線がガラリ変わる可能性が大きい。

特に打順弄りに定評のある原監督なだけに、
2019年も様々な打順で魅せてくれそうだ。

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