川マニアの子供に付き合い
ぐったり散歩するシリーズ!
桃園川緑道から源流を目指せ!
桃園川緑道は、旧桃園川に、
昭和60年から平成6年にかけて整備された歩道です。
全長はおおよそですが4.5キロ程ありました。
今回は神田川からの分岐点より
西に曲がり、旧桃園川の源流まで歩こうと思います。
北側(下落合側)から神田川を見ると
桃園川への分岐が見えます。
以前はここで合流していたと思われますが、
現在は桃園川の暗渠部分は下水道に変わっているので、
源流からの水は流れて来ないようです。
神田川歌碑がスタート地点
桃園川緑道のスタート地点!
その右横には神田川歌碑が飾られている。
神田川と言えば高田馬場が舞台のはずですが
そこから随分と離れているのは違和感がありますね。
桃園川緑道は橋跡が多い
桃園川緑道に入ると、
数多くの橋跡が目に付きます。
末広橋(神田川合流)
田替橋
小淀橋
睦橋
戸井橋
立田橋
宮下橋
山手通りを渡ると緑道は続く。
塔ノ下橋
東雲橋
宮前橋
宝仙橋
金剛橋
この辺りは車の通行が少なくない。
「細い道だから車は来ない」
との思い込みは大変危険だ。
不意に飛び出す事故も多いようで、
この日も、子供が轢かれそうな現場を2回見かけた。
橋跡に、後から欄干を付けた箇所が多く
欄干は飛び出し事故を防いでいる。
金剛橋を越えると左側に宮前公園があります。
そこにはトイレやミニアスレチック
があり休憩には便利。
また、右側にはニコニコとした銅像が♪
金渓橋
モモガルテン
桃園川緑道沿いの貴重な喫茶店。
昭和を残す作りは人気で、
多くのお客さんで賑わっていた。
ドリンクだけでなく、軽食メニューもある。
慈眼堂橋
道路標識で橋の名が隠れてしまっている。
仲園橋
北裏橋
三味線橋
橋の面影が残っていると楽しいようで
川マニアの子供は大歓喜だ。
上町橋
箱堰橋
御伊勢橋
上宮橋
北畑橋
橋場橋
橋場橋手前は、完全な喫煙所になっているので
苦手な方は緑道から降りて回避する。
喫煙所で吸う方は素晴らしいが
喫煙所があるにも関わらず、
ここから10メートル先で吸っている
常識に欠ける人も存在した。
桃園橋
中野駅付近になるとロイヤルホストが見える。
公園橋
宮園橋
鳥見橋
竹橋
西田橋
西田橋から先は橋の名前に
「旧」が付くようになる。
旧東山谷橋
旧稲荷橋
桃園川緑道が面白いのは橋跡だけではなく
昭和感を残す建物が多い事。
懐かしいジュースの瓶を発見!♪
旧谷中下橋
緑道は自転車OKであったり、
NGなゾーンがあったりとよくわからないが、
西側になる程、自転車の乗り入れ禁止マークが目立った。
旧谷中橋
旧中山谷下橋
旧中山谷橋
高円寺橋
==環状七号線==
(桃園川歩道橋)
旧中島橋
旧西山谷小橋
旧西山谷橋
カッパの銅像が可愛く
片方の足に靴下を履いていた。
カッパの付近には、お洒落な作りの
高円寺南四丁目交番がある。
旧西山谷上橋
旧氷川橋
旧氷川小橋
旧宝下橋
旧宝橋
高円寺駅商店街を通過
旧八反目橋
旧八反目上橋
旧東橋
旧内手橋
旧馬橋
旧宮下橋
緑道が終了してしまう
残念ながら、桃園川緑道は
源流の天沼弁天池公園まで続いていない。
江戸時代の地図では、
川がいくつも存在していたため、
実際の川を全て辿ろうとしたら大変だ。
線路の下を越える手前で
緑道とお別れとなる。
(カエルの親子が目印)
ここから先は、江戸時代のマップを見つつ
出来るだけ川の上を歩くように辿ると面白い。
阿佐ヶ谷けやき公園の左側が、
いかにも暗渠っぽので辿ってみる。
大きなS字を描くカープは暗渠の確率が高い。
すると、途中からわかりやすい緑道が復活し
過去の地図と照らし合わせると、正しい源流への道だと確信。
途中、「むかし川が存在した」という
表示が地面に埋め込まれていたが、
これは源流への道ではないので要注意。
このまま従って南下してしまうと、
善福寺川に合流してしまう事になる。
源流を通り過ぎないように、
天沼弁天池公園を目指します。
緑道の北側に、天沼弁天池公園が見えたら
右側に注意しながら歩くと、脇道が現れます。
ここで曲がらなければ、
南下してしまう道筋なので
現代の道で正解を探すならばここしかないだろう。
細道を抜けると、目の前に
天沼弁天池公園が現れるので、
左奥の源流の滝を目指します。
ゴール!
源流には辿り着きましたが、
現在の桃園川は→下水道になり、
天沼弁天池公園の水は湧き水が枯れ、
井戸水を使った人工池に変貌しています。
数多い橋跡と昭和の建物
非常に楽しい散歩となりました。
散歩時間5時間
歩数計20000歩
(下落合から徒歩開始)